サンプロ所属のユニット・帷、最新CD『innovation』発売に向けて中島ヨシキ＆住谷哲栄のオフィシャルインタビュー到着

2020年7月3日ツキウタ。 THE ANIMATION 2

声優

2.5 次元に存在する架空の芸能事務所・株式会社サンプロモーション・エンターテイメント（通称：サンプロ）に所属するユニット・帷（とばり）について、7 月 31 日発売の最新アルバム『innovation』に向けて、中島ヨシキさん、住谷哲栄さんのオフィシャルインタビューが到着した。

『innovation』は、“X Lied Project” 発表の前日譚を描いた同名の配信ドラマとともに、限定ドラマトラックとテーマソングが収録される。

帷「innovation」楽曲収録後インタビュー

※以下敬称略
――楽曲収録のご感想をお願いいたします。

中島：時系列としては、デビューアルバムの「序 -ハジマリ-」の楽曲よりも後に作られたものなんですよね。帷らしく、リード曲のような印象の強い楽曲だと思いました。今回の CD で楽曲と一緒に収録されるドラマが、帷の結成秘話なので、オープニングテーマみたいにも感じますね。夜明けなのか日没なのか、ユニットとしての帷ってすごく境界が曖昧なイメージなんですけど、今回の楽曲は、「帷としてやっていこう」っていう玄尉の気持ちと、「infinit0と組んで、前進していこう」っていう意思が強く表れている。ドラマでいうと、士欧はレコーディングでちょっと悩んだりもしてたので、その苦難を抜けた感じも出せればと思って歌いました。

住谷：サビに「夜の帷」というフレーズが出てくるように、デビュー曲ではありませんが、ある意味この曲も玄尉にとっては帷を代表する曲なのかなと思い、気合を入れて歌いました！かっこいいからこその難しさが今回もありつつ、激しめの歌い方で OK をいただいたので、よかったです。最初はエモく、盛り上がりで激しくなるイメージで練習してきたので……。現場でディレクションを受けてすぐに修正するのがまだまだ苦手なので、今後の課題だなと思っています。

――曲についてのご感想や、聴きどころを教えてください。
中島：ユニット名の「帷」というワードが全体的に散りばめられているので、そこは気合が入りました。サビ中には、お互いソロパートがあって、そこに「光と影」っていう帷の二人らしい要素があって、キャッチ―な楽曲だと思います。あと、「uh-」「ha-」のパートがたくさんあるので、デュエットではありますが、臨場感のある曲に仕上がっているかと思います。

住谷：玄尉作曲のわりに、エモーショナルで綺麗なことを言っている歌詞だな、と(笑)。アルバムではオラオラ系だったり、「見せてみろよ」という激しめな曲だったり、斜に構えた曲だったり……というイメージだったのですが、今回は「巡り合いという奇跡」とか、とても素直な歌詞が多くてびっくりしました。ある種、そういったベタな部分が、玄尉にとっては、帷を結成して変わった部分だったのかな、と思います。なので、是非歌詞に注目してほしいですね。

――最後にファンの皆様に一言お願いします。
中島：帷としては、すごくハイペースに収録をさせていただいている感じがするので、気持ちが途切れずにできて嬉しいです。ことあるごとに住谷くんが連絡をくれるんですよね(笑)。
「体調崩してないですか？」とか、「色々落ち着いたら、是非おうちに遊びに行かせてください、猫ちゃん会いたいです」とか。我々の関係も少しずつ深くなっていく中で、帷はようやく皆さんの前に立つことができて、次に進もうとしてるので、それをこの CD で感じ取っていただければと思ってます。「ツキプロ★ナイト」の公開録音で、玄尉がばぶちゃんだと言ってましたが、今回のドラマでは、ちょっと大人っぽい、年長者らしいところが見れます。玄尉は玄尉で、何もなくああやって生きてるわけではないですし、この曲にそういった玄尉の想いが詰まっていると思うので、期待していてください！

住谷：今回の曲は、これまでとは少し違ったテイストで、一緒に収録されるドラマとリンクしているところがあります！「X Lied Project（クロスリートプロジェクト）」によって、少し変わった帷を楽しんでいただければと思います！