宮崎吾朗監督のTVアニメシリーズ『山賊の娘ローニャ』国際エミー賞にノミネート

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ドワンゴとNHK、NHKエンタープライズが制作するTVアニメシリーズ『山賊の娘ローニャ』(全26話)が、「第4回 国際エミー賞・キッズアワード」(The Fourth International Emmy Kids Awards) のアニメーション部門にノミネートされた。
国際エミー賞は、テレビ界のアカデミー賞と呼ばれる「エミー賞」の国際版で、アメリカ以外の国で制作された優れたテレビ作品に贈られる。今回、アニメーション部門にノミネートされた4作品のうちのひとつとなった『山賊の娘ローニャ』は、『長くつ下のピッピ』で世界に知られるアストリッド・リンドグレーンの児童文学を原作に宮崎吾朗監督が手掛けた初のテレビアニメーションシリーズだ。最優秀作品は、2016年4月にフランス・カンヌで行なわれる授賞式で発表される。

第4回 国際エミー賞・キッズアワード ノミネート作品発表ページ
http://www.iemmys.tv/news_item.aspx?id=202

テレビアニメーション『山賊の娘ローニャ』概要

■放送:NHK BSプレミアム
2014年10月11日~2015年3月28日(本放送)
2015年4月5日~9月27日(再放送)
■原作:山賊のむすめローニャ(アストリッド・リンドグレーン作/大塚勇三訳)
■シリーズ構成・脚本: 川崎ヒロユキ
■キャラクターデザイン: 近藤勝也
■音楽: 武部聡志
■プロデューサー: 川上量生
■監督: 宮崎吾朗
■アニメーション制作: ポリゴン・ピクチュアズ
■制作協力: スタジオジブリ
■制作: NHKエンタープライズ
■制作・著作: NHK、ドワンゴ

作品ストーリー
物語の舞台は、中世ヨーロッパ風の世界に広がる雄大な森。主人公の少女・ローニャは、その森の巨大な古城に暮らす山賊マッティスの一人娘として生まれます。父、母、そして山賊仲間たちの愛情を一身に受けながらすくすくと成長したローニャは、ある日、一人で森に出ることを許されます。初めて足を踏み入れた森には、不可思議な生き物たちが棲んでいました。自分の力で、時には両親の助けを借りながら徐々に森で生きる術を学んでいくローニャ。そして、ビルクという名の少年との運命的な出会い・・・ 

子どもたちの未知なるものへの憧れと成長の喜び、子の成長を願う親の愛情、親子の葛藤と和解・・・本作では、ローニャという一人の少女の成長をとおして、家族の物語を描きます。

公式サイト

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