『映画 ねこねこ日本史 ~龍馬のはちゃめちゃタイムトラベルぜよ!~』 ニャールドプレミアが開催。小林ゆう、山下大輝、山寺宏一らキャスト陣が集結

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2020年2月22日(土)(にゃんにゃんにゃんの日)より、歴史上の人物に扮する「ねこ」が繰り広げるゆる~い日本史を描いた、子どもから大人まで楽しめる大人気歴史コメディー『ねこねこ日本史』の完全新作アニメーション『映画 ねこねこ日本史 ~龍馬のはちゃめちゃタイムトラベルぜよ!~』が公開される。公開に先駆けて、2月2日(日)に「ニャールドプレミア」と銘打った本編上映イベントが開催された。

イベントには、小林ゆう(坂本龍馬役)、山下大輝(フク役)、山寺宏一(ヤッちゃん役)、佐藤二朗(平賀源内役)、そして本作の監督を務めた河村友宏が登壇し、駆けつけた大勢のファンに向けて、今作の見どころや収録時のエピソード、制作秘話などのトークを繰り広げた。さらに、主題歌アーティスト「Girls²」による、本作主題歌『ぐるぐる』のパフォーマンスも初披露された。

MCの呼び込みで登壇したキャスト陣は、朝から駆け付けた大勢のファンへ感謝の言葉を贈る。小林は「普段のTVアニメでは10分という短い時間で放送されているこの作品が70分という長編になったことが嬉しい。応援してくれる皆様のおかげでございます。」と、ここまでの作品を振り返りつつ感謝を伝えた。

本作のキーパーソンとなる平賀源内を演じた佐藤は「この場にいる皆さんは作品をご覧になったかと思いますが、私は8歳の息子と観るのが楽しみで、まだ観ていないんです。息子と観るためにまだ観ていないというのが大事なので、マスコミの方はしっかり書いてくださいね!(笑)」とアピールし会場の笑いを誘った。

本作が『ねこねこ日本史』シリーズ初出演となる山下は「歴史を探検していく中で、友情や絆を深めていく物語になっています。これまでこの作品に出演してきた役者の皆さんがとても仲良くて、そこに混ぜていただいたので収録が終わるのが寂しかった。TVアニメの方にもフクくんには出て欲しいです。」と作品への思い入れを見せた。

楽しく歴史を学べるところが見どころの本作だが、作品の随所に実際の猫の習性、いわゆる「猫あるある」が仕込まれているのも注目ポイントだ。実際に猫を飼っているという山寺は、「作品にはかなり忠実に猫あるあるが散りばめられていたが、所々演じていて人間と猫は似ているな、と思いながら演じました。」と収録時を振り返り、監督の河村は「作品を作る時は、あまり歴史を勉強するということを意識していない。あくまで『ねこねこ日本』での話なので、話の落としどころはいつも“歴史”ではなく“猫”に持っていこうとしている」と制作のエピソードを明かした。

また、本作で描かれた過去へのタイムスリップにちなみ、「自分の人生でどこに戻ってみたいですか?」と聞かれた登壇陣。小林は「3歳くらいに戻って幼い自分で『ねこねこ日本史』を見てみたい」、山下は「怪盗に憧れていた小学3年生のころに戻って、自宅の鍵穴を針金で開けようとして誰も入れなくしてしまった自分を止めたい」、山寺は「松田聖子さんのデビュー時に参加したイベントで『あなたは天下を取る』と言ってあげられなかった高校1年生のころに戻りたい」と語った。佐藤は「僕も怪盗に憧れていた小学3年生に戻って……」と山下のエピソードを語ろうとし、山寺から「回答(怪盗)を盗みましたね」というツッコミが入り会場は笑い声に包まれた。
そんな中、「3歩歩いたら全て過去のことなので、今が一番いい」と答えた河村監督に、佐藤が「一番いい答え出ちゃったよ!」と感嘆し、会場を沸かせた。

その後いよいよ主題歌アーティスト「Girls²」が登場し、本作の主題歌『ぐるぐる』を披露。初披露となる『ぐるぐる』のパフォーマンスに会場は大いに盛り上がりを見せた。

まだまだ話したりない様子のキャスト陣だが、イベントは終了の時間に。ここで原作者のそにしけんじより登壇陣に描き下ろしの色紙がプレゼントされ、思わぬサプライズに登壇陣も喜びを見せた。

最後に、登壇者を代表して小林が「素敵なスタッフ・キャストに支えられているこの作品は、作品を通じてそういった温かさが伝わるものになっていると思います。今日来て下さった方は、ぜひ感想などを周りのお友達などに話していただいて、2月22日に公開になったら、またみんなで観に来て欲しいです。」と締めくくった。

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©そにしけんじ・実業之日本社/「映画 ねこねこ日本史 2020」製作委員会