ボンズ20周年×フライングドッグ10周年記念作品『キャロル&チューズデイ』新キャラクターが公開。劇中歌を手がけるアーティストも発表

ボンズ20周年×フライングドッグ10周年記念作品として総監督・渡辺信一郎氏、キャラクター原案・窪之内英策氏を迎えた、全世界に向けた音楽作品『キャロル&チューズデイ』。2019年4月よりフジテレビ「+Ultra」ほかにて放送予定、NETFLIXにて全世界独占配信が決定している。
本日、物語の重要な鍵を握る新たな4人の男性キャラクターたちが公開された。

また、本作品のオープニングテーマ&エンディングテーマを手掛けるコンポーザーが発表された。
オープニングテーマ「Kiss Me」は現在、男女問わず絶大な人気を誇るNulbarich(ナルバリッチ)。エンディングテーマ「Hold Me Now」はオランダを代表するポップの才人・Benny Sings(ベニー・シングス)。

そして、劇中ボーカル曲参加コンポーザー第2弾も合わせて発表となった。グラミー賞を受賞したビヨンセ「Halo」やリアーナ、ジェニファーロペスなど超大物アーティストに楽曲を提供しているEvan ”Kidd” Bogart(エヴァン・”キッド”・ボガート)。現在活動停止中ではあるがロック・ファンにはなじみの深いKeane(キーン)のTim Rice-Oxley。コーネリアスやファイストなどとのコラボも話題となったノルウェー出身のグループ、Kings of Convenience(キングス・オブ・コンビニエンス)のEirik Glambek Boe といったこちらも豪華な布陣。

Nulbarich (ナルバリッチ)

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メンバーであるシンガーソングライターJQがプロデュースするソウル、ファンク、アシッド・ジャズなどのブラックミュージックをベースに、唯一無二のグルーヴを奏でるNulbarich。
結成して2年、TV-CM多数起用、アジアフェス進出、さらに日本武道館ソールドアウトと今や日本の音楽シーンを代表する存在に。オリコンウィークリーチャート7位を獲得した前作『H.O.T』を経て、約1年ぶりとなる待望の3rdアルバムには、テレ東 木曜ドラマ「デザイナー 渋井直人の休日」のEDや資生堂「アネッサ」、シチズン、三井アウトレットのCMソングや映画「台北暮色」EDなどタイアップソング多数収録の多彩な楽曲が収録される。

Benny Sings

ベニー・シングスの音楽を表すとするならば、親しみやすいディズニーのようなヒップホップだ。 70~80 年代を彷彿させる彼の明るいメロディは、ジャンルでいう AOR やヨット・ロックと言われがちである。ただ彼の音楽はレトロなものだけではない。彼の 90 年代後半の R&B ビートや、なめらかな音づくりを駆使していろんな感情を表現する音楽は、単なるサウンドトラックではなく、まるで独創的な喜劇のようだ。

ベニーがデビュー・アルバムとして 2003 年にリリースした、『Champagne People』は世界中のヒップホップやソウル界隈の注目を浴びた。2005 年には『I Love You』、2007 年には『ベニー…アット・ホーム』、そして2011 年には『アート』と次々と作品をリリースし、彼のリスナーはフランス、アメリカ、日本を筆頭にどんどん拡大していった。その結果、国外での売り上げや全世界でのラジオ放送数も伸びていった。このころまでは一人での制作がメインであったが、これ以降の作品はコラボ作品が増えていく。2015 年にリリースした『スタジオ』ではゴールドリンク、メイヤー・ホーソーン、ザ・ステップキッズなどとタッグを組み、アメリカで話題のNPRの Tiny Desk にも出演。それほど表舞台には出てこなかったが、少しずつライブの活動も増えていき、小規模なソロツアーをアメリカ、ドイツ、フランスで開催。さらにはメイヤー・ホーソーンのサポートとしてヨーロッパツアーも回った。ベニーは日本との親交も深く、毎年 Billboard Live Tokyo でライブを行っているほか、多くの日本人アーティストやブランドとのコラボも積極的に行っている。

ベニーはソロ活動のみならず、プロデューサー・作曲家としても積極的に活動しており、レックス・オレンジ・カウンティ、モッキー、ザ・フリー・ナショナルズ、BEA1991、メイヤー・ホーソーン、ゴールドリンク、MNDSGN、DATA、4Hero、安藤裕子、スキマスイッチ、インステューペンドなど数多くのアーティストのプロデュースや作曲を手掛けている。また CM や映画の音楽なども多く手掛けており、キリン、ルイ・ヴィトン、BMW、ユニクロ、Citroen などの企業の CM 音楽も担当している。彼のソロ作品も HBO の『Girls』や Netflixの『Easy』、TV Land の『Nobodies』などの番組に使用されている。2017 年、ベニーはアニメ作品『Zeezucht』の音楽を手掛け、見事 Zabut Award 2017 を受賞した。 ベニーの 2018 年リリースの最新作、『シティ・メロディ』(アメリカでは 2019 年に『City Pop』というタイトルでStones Throw レーベルよりリリース)でもコラボ作品がこれまで以上に収録されている。2016 年の前半から 2017 年夏までの期間、アムステルダム、東京、ロサンゼルスで制作を行い、各所著名なアーティストとのコラボを実現した。

結果、今作はこれまでより生き生きとしつつバランスのとれた作品に仕上がった。キックやスネアのミックスは原点に戻り、儚いロマンを感じさせつつこれまでにないほど彼自身を主張した内容となっている。大胆にベニーのユニークなサウンドアプローチを取り入れたことで、『シティ・メロディ』は彼のこれまでの集大成となっている。

Photo by Takuroh Toyama

Evan ”Kidd” Bogart(エヴァン・”キッド”・ボガート)

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マルチ・プラチナのヒットを生み出す作曲家、プロデューサー、クリエイティブ・エグゼクティブ。
主な実績としては、ビヨンセ(グラミー賞受賞曲「ヘイロー」 (Halo))、リアーナ、ブリトニー・スピアーズ、マドンナ、デミ・ロヴァート、フィフス・ハーモニー、ジェイソン・デルーロ、ショーン・キングストン、エンリケ・イグレシアス、アッシャー、ホット・シェル・レイ、MKTO、プッシーキャット・ドールズ、ブランディー、カーリー・レイ・ジェプセン、リタ・オラ、ジェニファー・ロペスなど多数。

Tim Rice-Oxley(Keane) ティム・ライス-オクスリー(キーン)

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ティム・ライス・オクスリーはバンド、キーンの創設メンバーの一人でメイン・ソングライターである。バンドは2004年以降4枚のアルバムを発表し、すべてのアルバムがUKチャートで初登場1位となっている。

またサイド・プロジェクト、マウント・デソレーションでも活動している他、ソングライターとして映画や、リリー・アレン、グヴェン・ステファニー、
カイリー・ミノーグといったアーティストなど、さまざまなプロジェクトに楽曲を提供している。

Eirik Glambek Boe(Kings of Convenience)アイリック・ボー(キングス・オブ・コンビニエンス)

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雨の多い小さなベルゲンはノルウェーで2番目に大きな街。作曲家 エドヴァルド・グリーグ、ヘヴィメタル、EDMが有名だが、アイリック・ボーのホームでもある。90年代初頭アイリックはスコーグというグループで活動した後、アーランド・オイエとキングス・オブ・コンビニエンスを結成する。2001年のデビュー・アルバム『クワイエット・イズ・ザ・ニュー・ラウド』はインディミュージック・シーンで起こるクワイエット・ムーブメントの先駆けとなった。
研ぎ澄まされた、2本のアコギと穏やかなボーカル・ハーモニーが雰囲気を作るこのアルバムはコールドプレイらを手がけるケン・ネルソンによるプロデュースである。アジア、アメリカ、ヨーロッパをツアーした後、2004年にセカンド・アルバム『ライオット・オン・アン・エンプティ・ストリート』をリリース、グループ最大のヒットとなる「アイド・ラザー・ダンス・ウィズ・ユー」が収録されている。2009年にサード・アルバム『デクラレーション・オブ・ディペンデンス』はようやく日の目を見ることになるが、グループは依然として世界中でソールドアウト公演を続けている。

傍らアイリックは別の音楽プロジェクトにも携わり、2017年にコモードというバンドでデビュー・アルバム『アナログ・ダンス・ミュージック』をリリースし高い評価を受ける。

キャラクター

タオ

現代最高のヒットメイカーである音楽プロデューサー
だが、すべてのプロフィールは未公開

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ガス

年齢:54歳
出身:地球 当時のテキサス州
学歴:中卒
職業:自称・敏腕マネージャー
マネージメント歴30年
好きなバンド:モーターヘッド
好きな食べ物:バーボン、ウォッカ、焼酎
好きなことわざ:酒は人を裏切らない

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ロディ

年齢:17歳
出身:火星
職業:フリーのAIプログラマー、システムエンジニア
好きな音楽:大昔のぎこちないボーカロイドもの
好きな映画・ドラマ:スタートレック
ロボットの出るアニメ
趣味:ロボットのフィギュア集め 

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アーティガン

年齢:42歳
出身:火星 
家族:父は火星移民時代に財をなした大物実業家
職業:DJ, 音楽プロデューサー
他にアパレルブランドも手がける
経歴:DJ MAGAZINE MARSでのDJランキング5年連続一位
好きなミュージシャン:自分
影響を受けたミュージシャン:自分
好きなファッション:自分のブランド
好きなテレビ番組:自分のドキュメンタリー
好きな食べ物:ケーキ

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あらすじ

人類が新たなフロンティア、火星に移り住んでから50年になろうという時代。
多くのカルチャーはAI によって作られ、人はそれを享楽する側となった時代。
ひとりの女の子がいた。
首都、アルバシティでタフに生き抜く彼女は、働きながらミュージシャンを目指してい
た。いつも、何かが足りないと感じていた。
彼女の名はキャロル。
ひとりの女の子がいた。
地方都市、ハーシェルシティの裕福な家に生まれ、ミュージシャンになりたいと思ってい
たが、誰にも理解されずにいた。世界でいちばん孤独だと思っていた。
彼女の名はチューズデイ。
ふたりは、偶然出会った。
歌わずにいられなかった。
音を出さずにいられなかった。
ふたりなら、それができる気がした。
ふたりは、こんな時代にほんのささやかな波風を立てるだろう。
そしてそれは、いつしか大きな波へと変わっていく───

スタッフ情報

メインスタッフ
総監督:渡辺信一郎
監督:堀 元宣
キャラクター原案:窪之内英策
キャラクターデザイン:斎藤恒徳
音楽:Mocky
音楽制作:フライングドッグ
アニメーション制作:ボンズ

公式サイト

(C)ボンズ・渡辺信一郎/キャロル&チューズデイ製作委員会