『かつて神だった獣たちへ』第6話、7話の上映会に小西克幸、加隈亜衣らが登場。キャスト陣の「泣ける!」シーンは?

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8月11日、アニメ『かつて神だった獣たちへ』先行上映会&トークショーが、ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場で行われた。
すでに放送されていた6話と、まだ放送前の7話が上映されたあとにトークショーがスタート。MCの松澤千晶さんの呼び込みで、ハンク役の小西克幸さん、シャール役の加隈亜衣さん、ウィリアム/ニーズヘッグ役の平川大輔さんの3人が登壇。さっそくアニメの感想を語っていく。

6話は、ハンクの仇敵・ケイン(CV:中村悠一さん)が異形の兵士「擬神兵」たちを率いてハンクの前に姿を現す回。
ウーパールーパー型の擬神兵や、ケインの気になる能力など、個性的な疑神兵たちの特徴を笑いを交えつつ振り返っていた。
アフレコ時の裏話では、6話は急にケインの台詞が多くなるので中村さんが大変そうだったことなども語られた。

続く7話は、シャールと、シャールの父・ウィリアム/ニーズヘッグが登場する回。
2話以来の出演となった平川大輔さんを中心に演技の裏話などが語られた。平川さんからは、2話と7話で繰り返されるニーズヘッグの描写があり、演出に沿ってお芝居を変えているので、その違いを見比べてほしいとの話があった。

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上映話の振り返りが終わると、それぞれが「アツい!」と思ったシーンをセレクトし、トークしていくコーナーがスタート。
まずは小西さんが、1話エンディングの「ハンクvsバジリスク」のシーンをセレクト。最初に倒された擬神兵・バジリスク(CV:安元洋貴さん)をネタにしつつも、戦闘シーンがすごくカッコいいと絶賛していた。
加隈さんは、2話で父・ウィリアムがニーズヘッグになって帰郷してきたシーンをセレクト。映像を見終わったあと、加隈さんが「短い平和でした……」とつぶやいていたのも印象的だった。
平川さんは、アニメのオープニング映像をセレクト。MAPPA制作のかっこいいオープニングアニメーションに熱くなったと話していた。

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 続いて、「泣ける!」シーンをそれぞれがセレクト。まずは加隈さんが1話のラストでエレインがハンクを撃つシーンを選び、「演じる上で、シャールの気持ちを考えたりするのですが、エレインさんがしたようなことを、もしシャールがしたらどう思うのかなと想像したら泣けてしまいました」としんみりと語った。

小西さんの「泣ける!」シーンでは、なぜか「ハンクvsバジリスク」のシーンが再びセレクトされており、加隈さん・平川さんから「本当に!?」など総ツッコミが起き、会場は大爆笑に。
小西さんが「理性を失い強盗になってしまったエドガー。悲しいシーンです……」とまたもエドガーをネタにしたあとで、本当の「泣ける!」シーンを紹介。小西さんが選んだのは4話「巨獣の猛進」のベヒモス(CV:津田健次郎さん)の最期のシーンでしたが、原作との違いやアニメでの演出の素晴らしさについて熱弁した。

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続いて、平川さんは7話のラストシーンをセレクト。ハンクの気持ちを理解したシャールが引き金を引くことで、彼女の成長が描かれていることが泣けたと話し、「感情をなくして暴れていたニーズヘッグも、最終的には理性を取り戻し、父として伝えていた“引き金を引くべき時が来たらきっと撃てる”を、シャールがちゃんとできるように、最後の教えを体を張ってやっていたのかな」と演じた感想を語っていた。

さらに最後に、ライザ役の日笠さんのおすすめシーンも紹介。1話の冒頭で描かれたアニメオリジナルの戦争シーンは、一般兵がどんどん死んでいく描写が印象的だったが「力のない一般の兵士から見ると戦争ってこんなに怖いんだ、と感じられるシーンでした」とコメントも寄せられた。こういう残酷なシーンも逃げずに描ききっている本作の特徴とも言えるだろう。

最後は小西さんから「『かつ神』も折り返しを迎えまして、ここからまだこれだけの山があるのか!っていう展開が待っておりますので、最後までオンエアを追いかけていただければと思います!」とコメントが送られ、先行上映会イベントは終了した。

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