『劇場版 ダンまち』松岡禎丞、坂本真綾ら8名が登壇の劇場舞台挨拶。第2期の放送が2019年夏に決定

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シリーズ累計 1,000 万部を突破したライトノベルを原案とするアニメ最新作『劇場版 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ? オリオンの矢 ?』(以下、「ダンまち」)が、いよいよ 2 月 15 日(金)より公開となった。
これに合わせて、2 月 16 日(土)には新宿ピカデリーにて劇場舞台挨拶が行われ、ベル・クラネル役の松岡禎丞さん、ヘスティア役の水瀬いのりさん、アルテミス役の坂本真綾さん、リリルカ・アーデ役の内田真礼さん、ヴェルフ・クロッゾ役の細谷佳正さん、ヘルメス役の斉藤壮馬さん、アイズ・ヴァレンシュタイン役の大西沙織さんら 7 名のキャストに加え、コスプレイヤーのえなこさんがヒロイン・ヘスティアの姿で登壇。同日 9 時上映開始回と 11 時 55 分開始回の 2 度にわたり、上映終了後にトークを繰り広げた。その中から、本稿では 9 時上映開始回(第 1 回)の内容をお届けする。

4年ぶりの共演も息はぴったり

舞台挨拶が始まり、ステージに勢揃いとなったゲスト陣。まずは観客の全員に劇場版の感想を叫んでもらうこととなり、それに答える「最高!」という大きな声が客席から響くとキャストの皆さんの表情にも笑みが浮かぶ。

そんなやりとりで場が和んだ後、TV シリーズから 4 年ぶり「ダンまち」のアフレコについて主演である松岡さんがコメント。
テレビアニメの終了後も原作者・大森藤ノ先生の活躍でシリーズへの出演が途切れることはなく、本作でも違和感なく演じられたと語った松岡さん。「やっぱり、このチームだからできるんですよ!」とキリッとした雰囲気でキャスト陣に関してもコメントすると、それを聞いた面々は「いい感じに仕上がってますね、松岡さん」「今日は調子がよさそうです」という“イジリ”も始め、4 年経った今でも変わらぬチームワークの良さを垣間見せていく。

また、ヒロイン・ヘスティアを演じる水瀬さんにとって 4 年前の当時はなんと 19 歳という若さ。当時を振り返りつつ「23 歳になった今、ヘスティア役としてみなさんとおしゃべりできることが嬉しい」と喜びの気持ちを明かしながら、劇場版への思いを語っていた。

そんなチームの中に“劇場版オリジナルキャラクター”として初参加となったのは坂本さん。「出来上がったチームの中に入っていくので、緊張した」と感想を述べつつ、キャストそれぞれの演技からしっかり雰囲気をつかめたと振り返っていく。なお、その言葉を証明するかのように、今回の舞台挨拶中にも「みんなが本当にかわいくて」といった発言が飛び出したり、チームにまざってたびたび松岡さんをイジる場面もあり、会場には微笑ましい笑みがあふれることとなった。

キャストの全員がシナリオを絶賛

今回は上映終了後ということで、舞台挨拶ではネタバレも解禁。舞台挨拶が中盤にさしかかる頃には劇場版の内容について踏み込むこととなり、物語のキーパーソンであるヘルメスについては斉藤さんが「TV アニメでは登場が少なかったが、今回は……」とネタバレも含みながらシナリオの魅力についても語っていく。

そんな話をきっかけに、主人公のチームメイトである細谷さんも同様にシナリオについてを絶賛。続く内田さんもオリジナルキャラクターのアルテミスに関して“違和感の無さ”をコメントしており、抜き録りだったという大西さんは「試写会修了後に泣いた」ことも告白。

キャストの全員がその物語に満足気な様子を見せていた。その後もトークは水瀬さんが「私の知らない一面を見た」とヘスティアについてを語ったり、ベルから見たアルテミス、アルテミスから見たベルをそれぞれ松岡さんと坂本さんが交互に話したりしながら、ネタバレも交えて盛り上がる。

終盤の告知タイムにはテレビアニメ2期が 2019 年夏に放送開始であることも発表され、会場には大歓声が。その流れのままエンディングに突入すると、松岡さんがキャストを代表して「劇場版は 1 期と 2 期の間の物語なので、この流れを 2 期に活かしたいです!」と意気込みを語り、「我々も命をかけて、命を吹き込ませて頂いたので、何度も見ていただきたいです」と劇場版のヒットを祈願。

そして、ラストは松岡さんの「ありがとうございました!」と元気いっぱいのひとことで締めくくられた。

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『劇場版 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ― オリオンの矢 ―』65 館の劇場で絶賛公開中

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』TV シリーズ 2期

2019 年夏放送予定

公式サイト
(C)大森藤ノ・SB クリエイティブ/劇場版ダンまち製作委員会