AnimeJapan 2018「NETFLIX アニメ祭!」が開催。平田広明、梶裕貴、白石晴香、小林裕介、上村祐翔、梅原裕一郎、のんら登壇者に会場が熱狂

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Netflix は、東京ビッグサイトで開催中の国内最大規模のアニメの祭典 AnimeJapan 2018(3 月 22 日~25 日開催)に初出展。本日 3 月 24 日(土)には、「NETFLIX アニメ祭!スペシャルステージ」と題し、『B: The Beginning』より平田広明さん、梶裕貴さん、『A.I.C.O. Incarnation』より白石晴香さん、小林裕介さん、『ソードガイ The Animation』より上村祐翔さん、梅原裕一郎さん、また『この世界の片隅に』よりのんさんが登壇した。

全員がステージに登壇すると、平田が「僕は朝に Netflix ブースでもステージ登壇しましたが、朝イチだったのでお客さんが眠そうでした。もうお昼だから、お腹いっぱいになって…」すると、梶がすかさず「また眠いんじゃないですか(笑)くだけたスタートですね。今日は宜しくお願いします」と突っ込みながらご挨拶。和気あいあいとイベントが始まった。

続いて作品の見どころを、作品ごとに質問。

『B:The Beginning』

平田さんは自身の役柄について「僕が演じたのはキース・風間・フリックという天才。本人も天才と思っている男です。」と説明すると、梶さんは「僕が演じた黒羽(こくう)は、静かな少年ですね。変身する能力があって、誰かを探し求めているんですね。途中からキースも絡んできて謎が次第に明かされていく。海外ドラマみたいな作品です。Netflix で全話観られます!」と力強くアピール。その熱弁ぶりに、平田さんは「うまいですね~」と感心していた。

『A.I.C.O. Incarnation』

白石さんは見どころについて、「個性豊かなキャラクター達が、葛藤していろんなハードルを乗り越えながら、あるところを目ざして旅をする。バーストという大きな事故が起きてしまうのですが、私が演じたアイコは、事故の原因というか…一番の鍵を握る人物です。本人はごく普通の女の子で、巻き込まれ型なんですよ」と説明。
小林さんは、「僕が演じた神崎雄哉は、事件が起きたきっかけが君なんだよとアイコに伝える。宣伝のコピーにもなっていますが、”今の君、人間じゃない”とストレートにズバズバ言うような人ですね。常にミステリアスで、大事なことは言うけど、細かいことは説明しない。どんどん危険な場所に行って、この人なんなんだろう…?って感じですね」と語った。

『ソードガイ The Animation』

梅原さんが「昨日(3/23)、配信開始したばかりです!」と最初に PR すると、続いて上村さんは「作品自体が武器になっていて、いろんな感情が渦巻く物語。僕が演じた緒方凱は、どこかほっとけないような存在です」梅原さんは「僕が演じた一条晴也は、戦闘員なんですけど、武器に魅せられて武器に取り込まれそうになっている。凱と出会って、徐々に絆に芽生えていくのも見どころです」上村さんは、さらに「僕は今回緒方凱として主題歌を歌わせていただきました。聴き応えのあるロックになっていますので、そこも注目して欲しい」と主題歌のアピールもしっかり。

『この世界の片隅に』

のんさんは、「昭和20年の広島が舞台で、すずさんという女性の役を演じましたが、すずさんはおいしいごはんを食べて幸せそうにしたり、まずいごはんを食べてがっかりしたりします。そういうことって幸せだなあって感じられる作品。どんな方でも響くのかなと」と作品の魅力を語った。

また、「アフレコ1日目の時に、片淵監督が集中して休憩もなしで一気に進めていて。私はお昼休憩があるって勝手に思っていたから、監督の気合いがすごいなって思っていました。でも、はっと気づいたら、監督がブースでおにぎりを食べてた。それが忘れられないです(笑)」とアフレコ中のエピソードを披露した。

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続いて、Netflix ブースでも展開しているアニメキャラクターの目を集めた【アニ“目”ジャック】企画にちなんだトークが展開された。『B: The Beginning』の黒羽の目がスクリーンに映し出され、演じた梶さんが「変身する能力があったら?」という質問に回答。
梶さんは「声優をやらせていただいていますが、声を変えるのは限界があって。他の声優さんの声になれたらいいなって思います。平田さんの声になってみたい!」と隣の平田さんの名前を出すと、「嘘!?」とおどけて会場を笑わせた。
平田さんは「俺だったらがんもどきかな。他のおいしさを吸収していくから」、のんさんは「私は富士山。日本一で派手で、素敵だなって」と個性的な回答を披露した。

続いて、神崎雄哉の目が登場。『A.I.C.O. Incarnation』の作品舞台に絡め、「今から19年後の未来はどうなって欲しい?」という質問に、神崎雄哉役の小林さんが回答。「『A.I.C.O. Incarnation』は、技術が発達したから起きた事故を描いている作品ですが、確かに19年経ったら色々変わっていますよね。VR 技術がどんどん向上して、その世界に自分が入り込めるような技術が出来たらいいなって思います。楽しそう!」上村さんは「僕は、何次元までいけるんだろうって思いますね。VR は3次元ですが、4次元に行きたいです」と夢を語った。

最後の質問は、「あなたにとって最強の武器は何だと思う?」と、『ソードガイ The Animation』に絡めた質問が登場し、スクリーンに一条晴也の目が登場すると、一条役を演じた梅原さんが「仕事をする上で、オンとオフと切り替えられること。便利です」と応え、続いて意外な弱点を告白した。「でも忘れ物が多いんですよ。実は今日はホテルから来ましたが、昨日着てきた服を全部ホテルに忘れてきました。用意いただいた衣装を着て、脱いだ服を忘れてしまった(笑)」

次に振られた白石さんは「強い心が欲しいです!あと引っ越したいので、荷物を一気に動かせるものが欲しい」と発言し、小林さんが「あなたの最大の武器って何だと思う?って質問だよ!」と突っ込み。白石さんが「欲しい武器だと思ってた!」と照れると、小林さんが白石さんについて「ドジなところがいいです」とフォローも忘れなかった。
次に平田さんは「僕は、適当ですよねって人からよく言われる。先日のことですが、暖かい日に、セミがそろそろ鳴き始めてる、って言ったら、”呼吸をするように嘘をつく”って言われましたね」と茶目っ気たっぷりで応えると、梶さんも「確かに収録中もよくおっしゃっていましたね」と援護射撃をしてまたも会場を笑わせた。

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ステージのラストでは、平田さんは『B: The Beginning』について「映像、音楽、ストーリー、全て素晴らしい。12話一気に配信で、通して観たらもう一度観たくなる。最後まで観て、また1話を観たら君が悪くなるようにつくってみた、と監督がおっしゃってました。何度でも繰り返し観てもらえたら」、白石さんは『A.I.C.O. Incarnation』について「近未来 SF アクションで、迫力があってカッコイイ!一緒にハラハラしながら観ていただけたら嬉しいです」、上村さんは『ソードガイ The Animation』について「キャスト豪華な顔ぶればかりで力が入っていて。のびのびとやらせてもらいました。戦闘シーンもそうだし、一人一人の思いが溢れていて。武器を通して強い思いを感じられる作品だと思います。迫力のある映像でご覧いただけたらと思います」、のんさんは、「『この世界の片隅に』は 2016 年に公開された映画ですが、Netflix での配信でもっともっとたくさんの方にご覧いただけたら嬉しいです。まだご覧になっていない方は是非お願いします!」とそれぞれ作品の PR をしてイベントを締めくくった。

公式サイト

(C)Go Nagai-Devilman Crybaby Project
(C)Kazuto Nakazawa / Production I.G
(C)BONES/Project A.I.C.O.
(C)雨宮慶太・井上敏樹・木根ヲサム・HERO’S/ソードガイ製作委員会
(C)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会