P.A.WORKS代表・堀川憲司原案による絵本づくりプロジェクトがスタート。『サクラクエスト』に登場する地域活性化プロジェクトがモチーフ

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富山県南砺市に本社を置くアニメーション制作会社・P.A.WORKS代表の堀川憲司氏が絵本製作に挑むプロジェクトが、4月13日(土)17時よりスタートする。
本プロジェクトは、P.A.WORKS制作のテレビアニメ『サクラクエスト』(2017年)に登場する間野山市と、その舞台モデルの富山県南砺(なんと)市の姉妹都市提携調印をきっかけにスタートした【桜ヶ池クエスト】に着想を得て始まったもの。
堀川氏はアニメーション制作会社を経営するかたわら、週末は兼業農家として妻の実家の田んぼを耕し、その中で感じた地域の課題を、「物語」という視点でクリエイターと共にエンターテインメントとして形に残し、発信したいと考えたという。

また25年以上アニメーションの制作現場に身を置きながら、子どもが観て純粋に楽しめるダイナミックかつユニークな作品を創る「夢」を思い描く中で、自由な発想や表現で何世代にもわたって子どもたちを楽しませる「絵本」に着目するようになり、今回原案として初めての絵本作りに挑むことになった。

絵本の文・絵は、若手絵本作家として注目を集める、ごみたこずえ氏が担当。プロジェクト名の『桜ヶ池ファミリア』は、テレビアニメ『サクラクエスト』劇中に登場する、伝統工芸を活用した地域活性化プロジェクトをモチーフにしています。「ファミリア」という言葉には、英語で(うちとけた、親しい、家族的)という意味があることから、世代を超えて愛される絵本の力を活かすプロジェクト名に選ばれた。

また今回、より多くの人たちに絵本を届けるため、日本初・日本最大のクラウドファンディングサイト「Readyfor」で目標金額50万円の資金調達に挑戦することも発表された(期限:6月12日)。
集めた資金は、全額を絵本の執筆・印刷費用、発送経費などにあて、クラウドファンディング支援者にはリターン(返礼品)として『桜ヶ池ファミリア』の絵本を一般販売に先がけて届けるなど、4種類の支援コースを用意している。
また目標達成後のネクストゴールも設定し、富山県内全図書館への絵本の寄贈や、朗読イベント開催実現も目指している。

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プロジェクト情報

・クラウドファンディングページ https://readyfor.jp/projects/sakuragaike-familia
・公式ツイッター https://twitter.com/sakuragaike_f
・プロジェクト主催:一般社団法人地域発新力研究支援センター(PARUS)
・協力:
株式会社ピーエーワークス https://www.pa-works.jp/
桜ヶ池クエスト実行委員会 http://tunagunanto.com/

『桜ヶ池ファミリア』絵本概要

・原案:ほりかわけんじ
・作:ごみたこずえ https://cozuegomita.wixsite.com/gomita-kozue-jp
 (2016年12月文芸社えほん大賞・優秀賞受賞、amazon_kindle絵本ランキング最高1位獲得)
・タイトル未定、A5サイズ、ハードカバー、24ページカラー印刷(予定) ※支援者へ発送後、一般発売も予定

公式サイト