遊佐浩二、50th Anniversary CD「io」スペシャルイベント。鳥海浩輔、吉野裕行、安元洋貴とともに大爆笑のステージを展開

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今年の9月にリリースされた遊佐浩二さんの生誕50周年記念ドラマCD『50th Anniversary CD「io」』のスペシャルイベントが、12月2日(日)に一ツ橋ホールにて開催。本イベントは昼と夜の2回に分けて行われ、ゲストとしてCD本編に友情出演している鳥海浩輔さん、吉野裕行さん、安元洋貴さんも登壇した。
緞帳が上がり、まず始まったのは“50th Anniversary CD「io」緊急記者会見”!? 鳥海さん、吉野さん、安元さんが今回のCDと全く関係ない質問をしたり、クイズを出したりし続け、それに遊佐さんが戸惑いつつも順番に答えていき、会場は早くも笑いと拍手に包まれる。そして鳥海さんから「このイベントのタイトルを教えてください」と質問された遊佐さんがタイトルコールを行い、スペシャルイベントがスタート。MCとして鷲崎健も登壇し、挨拶を終えた一同は改めてCD制作時の思い出を語ることに。昼の部では遊佐さんが鳥海さん、吉野さん、安元さんを指名して本企画に誘ったという裏話が飛び出し、夜の部ではCDタイトルの由来が明かされたほか、DVD特典映像『「io」Documentary?』でも取り上げられていたお菓子・ナボナの話題で盛り上がった。

みんなでオープニングトークを楽しんだ後は、本イベントのために用意された企画コーナーへ。昼の部の最初に行われた「遊佐浩二ヒストリア」では、1970年代~1990年代にそれぞれ流行したものを改めて振り返っていき、ステージには笑い袋やビックリマンシールなどの実物が登場。遊佐さんが声優を目指し始めた1980年代に流行っていたチョロQがステージに登場すると、キャスト一同が実際に10円玉を差してウィリー走行を試みる一幕もあった。

次に行われた「コーちゃん、あそぼー」コーナーでは、キャスト一同が子供の頃に遊んでいたおもちゃを用いて、いざバトル。
第1回戦ではラジコンを操作して障害物レースを行い、タイムを競うことになるも、遊佐さん&鳥海さん&安元さんはラジコンで遊ぶのが久しぶりなうえに、吉野さんはラジコン初心者だったため、練習の段階から全員が苦戦してしまう。そして迎えた本番では、トップバッターの安元さんが安全運転で11秒台をたたき出したが、二番手の吉野さん&三番手の鳥海さんが思うようにラジコンを操れず大暴走。ラジコンがコースアウトする度に客席から笑いがこぼれた。そんななか、会場から熱い応援コールを受けて挑んだ遊佐さんが安元さんと互角の戦いを披露。しかし遊佐さんが僅差で負けてしまい、安元さんに勝利プレゼントとして大きなワニのぬいぐるみが贈られた。

続く第2回戦・紙飛行機ダーツでは、厚めの紙や段ボール紙などで各々が独自の紙飛行機を作成して勝負。だが誰も床に置かれたダーツボードまで紙飛行機が届かず、“ダーツボードまで届いた人が勝ち”というルールに変更し、何度も紙飛行機を作り直してチャレンジすることに。最後は吉野さんが携帯を取り出して作り方の解説動画を観ながら完成させた紙飛行機が、鳥海さんのサポートもあってダーツボードに届き終了。勝者の吉野さんにはプレゼントとして、クリスマスツリーが贈られたのだった。

一方で夜の部では、昼の部とは異なる企画コーナーを展開。最初に行われた「タメドシリサーチ」では、世界の偉人が50歳のときに成し遂げた偉業を振り返った。“チャールズ・ダーウィンが種の起源を出版した”という偉業が紹介され、鷲崎が遊佐さんに「本を出版してみては?」と提案すると、客席から盛大な賛同の拍手が送られた。続いて行われた「クイズ50/50うんちく王決定戦」コーナーでは、商品の“1968年製のヴィンテージワイン”をかけて嘘か本当かの二択クイズに挑戦。「実はビー玉以外にエー玉というものもある。○か×か?」「ローファーの日本語訳は「弁護士」である。○か×か?」など、雑学クイズが次々と出題されるなか、立て続けに遊佐さんが一人勝ち。結果、遊佐さんが53ポイント、鳥海さん、吉野さん、安元さんが0ポイントで遊佐さんの勝利に終わる。

その後、夜の部の「コーちゃん、あそぼ」コーナーではラジコンボーリングが行われ、10個あるカラーコーンを1分間にどれだけラジコンで倒せるか競い合うことに。全員のチャレンジが終わり、1位は9.5個(※1個、一瞬倒したが起き上がってしまったため0.5個扱いに)倒した遊佐さん。昼の部で安元さんに送られたものと同じワニのぬいぐるみが2つプレゼントされた。そのうえ、時間が少し余ったため、急遽予定には無かった遊佐さんのウイニングラン(!?)「ラジコン股間チキンレース」も行われた。

終始盛り上がりをみせた企画コーナーが終わった後は朗読劇へ突入。昼の部で披露された「スタジオ2118」のアフターストーリーでは、CD同様、キャスト一同が“老人の演技(オフ)”と“マイク前に立ったときの演技(オン)”を瞬時に演じ分け、客席から感嘆の声が。さらに一同が物語の途中から「ヴィ」の発音を強調し始めるなどコミカルなシーンも印象的だった。

それに対し夜の部では、「スーパーロボット・グレートブレイダー」のアフターストーリーを披露。ユサ・コウジ役の遊佐さん、皇帝インフェルノ役の安元さんが再び相見え、熱いストーリーが展開されたほか、吉野さんの熱量こもったナレーションや、鳥海さんが演じた分水嶺博士の自由気ままな言動には大爆笑の嵐だった。

そしてイベントはエンディングの時間に。キャスト陣が一人ずつコメントをするなか、遊佐さんが夜の部のラストで、今回のイベントが一生忘れられない思い出になったとコメント。割れんばかりの拍手に包まれながら、イベントは幕を閉じた。

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公式サイト
50th Anniversary CD「io」初回限定盤
遊佐浩二
ポニーキャニオン (2018-09-19)