『僕のヒーローアカデミア』スペシャルイベント・雄英サバイバル合宿のレポートが到着。山下大輝、岡本信彦、佐倉綾音ら10名のキャストが出演

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11月18日(日)に文京シビックホールにて、『僕のヒーローアカデミア』スペシャルイベント「雄英サバイバル合宿」が開催され、山下大輝さん(緑谷出久役)、岡本信彦(爆豪勝己役)、佐倉綾音さん(麗日お茶子役)、石川界人さん(飯田天哉役)、梶 裕貴さん(轟 焦凍役)、悠木 碧さん(蛙吹梅雨役)、増田俊樹さん(切島鋭児郎役)、井上麻里奈さん(八百万 百役)、細谷佳正さん(常闇踏陰役)、畠中 祐さん(上鳴電気役)らキャスト陣10名が登場した。
イベントは梶裕貴さんと井上麻里奈さんの「推薦入学コンビ」を演じる2人が司会進行としてスタート。
まず、TVアニメ3期でのキャラクターの活躍を振り返る「ヒロアカ5大ニュース」のコーナーより始まり、3期を代表するベストエピソードを順位別に発表された。

第5位は、爆豪の救出時に井上麻里奈さんが演じる八百万百たちが披露した変装をピックアップ。シリアスなドラマの中で思わず笑ってしまうひとコマについてトークが展開された。
第4位は細谷佳正さんが演じる常闇踏陰とその“個性”黒影(ダークシャドウ)のエピソード。常闇本人だけでなく黒影も演じる細谷さんが、1人2役のアフレコについての話を披露した。
3位には、第51話で、ルールを破ったクラスメイトに対する自分の心情を涙ながらに語る梅雨ちゃんのエピソードがランクイン。悠木碧さんは、「原作を読んでいる頃からいつかは演じたいと思っていたシーン。ただ、涙のシーンで泣くと同時にカエルのように「ケロ」と鳴くのは難しかったです。」とコメント。佐倉綾音さんは、「普段は梅雨ちゃんがお姉さんのようなのに、このシーンではお茶子が皆を包み込むような様子を見せたのが印象的でした。」と語った。

続く2位には、切島たちが爆豪を敵<ヴィラン>から助け出すシーンがランクイン。このシーンでは、爆豪を「友達」として救出した切島役の増田俊樹さんと、爆豪役の岡本信彦さんを中心にトークが展開。佐倉さん、悠木さん、井上さんの女性キャスト陣が、このシーンのキャラクター同士の熱い絆について熱く語る姿もあった。

そして第1位には、3期第1クールの一番の見どころと言っても過言ではないデクVSマスキュラ―戦が登場。迫力溢れる戦闘シーンと迫真の演技とセリフの連続に、会場で涙する観客の姿も。デク役の山下さんは、このシーンについて、「デクがヒーローとなった大事な闘いのシーン。映像を見ているだけでも息切れしそうなほどの興奮を覚えます。」と感慨深げに語った。

その後、3期を象徴する闘いとして、No.1ヒーロー・オールマイトと宿敵オール・フォー・ワンの対決シーンも特別に上映された。映像が上映されるとキャスト陣も興奮の様子で、梶さんは、作品を総括して、「見る人の感情を揺さぶるドラマが詰まっています。原作ももちろん素晴らしいですが、アニメで見ることにもより意義がある、スタッフの愛情を感じられる作品です。」とコメントし、山下さんは、当時のアフレコを振り返りつつ、「このシーンの(オールマイト役)三宅健太さんのお芝居はすさまじい迫力でした。デクの心にも一生焼き付けられる闘いだと思います。」と想いを語った。

続いてバラエティコーナーとなる「チーム対抗雄英サバイバル」へと移り、梶さん率いるAチームと、井上さん率いるBチームに分かれて様々なミッションに挑戦するゲームを行うことに。最初のミッションとなる「揃えろプッシーキャッツ!」では、作中に登場するプロヒーローチーム「プッシーキャッツ」の決めポーズをそれぞれのチームが再現することに。

お題とは全く関係なく、先ほどの5大ニュースでもランクインした爆豪救出時のシーンを再現してみせるAチームや、なぜかセクシーに寝そべる畠中さんと、その後ろでポーズを見事に再現するBチームなど、回答にもチームの個性が現れた。

続いてゲスト全員で参加する「燃えろエンデヴァーミッション!」に挑戦。円を囲み、1人目が「炎!」と指さし、差された人がもう一度「炎!」と叫び、続いて差された3人目の両隣が「焦凍オオオ!!」と言いながらポーズを取るというヒロアカ版「せんだみつおゲーム」。練習時から間違いを連発するメンバーがいたり、ゲームに熱中して大声で叫ぶキャスト陣同士の、まるで学校の休み時間のような仲の良いやり取りに、会場からも笑いがこぼれる。

最終ミッションの「抹消!イレイザーミッション」では、敵<ヴィラン>のリーダーである死柄木のマネキン人形が登場。死柄木の身体に付いているはずの複数の手が「抹消」されており、正しい位置に手の形のシールを貼り付けていくこのゲーム。下半身にたくさんのシールを貼り付けるAチーム、そしてこっそりと観客に正解を尋ねるBチーム。ここでもそれぞれの“個性”を発揮した両チームの激しい戦い(?)となり、3つのミッションを終えた合計得点は僅差でAチームが勝利。「サバイバル合宿」=「ワイルドに」という理由で、立ち食いステーキ店のお食事券がプレゼントされた。

笑いにあふれたコーナーを終えると、続いてオリジナルシナリオの朗読「生き残れ!決死のサバイバル訓練」へ。
第1回目、第2回目のイベントでのコミカルなシナリオから一転して、今回はショッピングモールでの訓練中に崩落事故に巻き込まれたヒーロー科1-A生徒達の奮闘を描いたシリアスな物語を披露された。
予期せぬ事態に追い込まれた生徒達が、それぞれの“個性”によって状況を打開していく、緊張感あふれるドラマをキャスト陣が迫力の演技で演じた。朗読が終了すると、会場から大きな拍手が贈られた。

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そしてイベントはエンディングが迫り、スクリーンにはオールマイト役の三宅健太さんのビデオメッセージが映し出され。三宅さんの口から、2019年2月13日に発売となる劇場版ヒロアカのBlu-ray & DVDの特典映像として、新作アニメ「ALL MIGHT:RISING THE ANIMATION(オールマイト:ライジング ジ アニメーション)」が収録されることが発表された。
このアニメは、劇場版公開時に入場者プレゼントとして配布されたブックレットに収録された、原作者の堀越耕平氏の描き下ろしマンガをアニメ化したもの。三宅さんは、「オールマイトとオール・フォー・ワン、“個性”ワン・フォー・オールとの因縁や、この劇場版の始まりなど、色々な要素が凝縮された作品。僕自身もとても大切に思っているエピソードで、叫び声一つ一つにこだわって演じさせていただきました!」とコメントし、観客からも喜びの声が上がった。

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そして、イベント最後には、キャスト全員より、ファンへの感謝のメッセージが贈られた。

畠中さん「僕も劇場版を観に行ったのですが、とても熱い内容で、見終わったお客さんの顔も、みんな満足しているように感じました。この熱の渦の中に自分がいられるのは素晴らしいことだと思います。これからも作品に熱を注いでいきたいです!」

細谷さん「改めて映像を見直すと、ハリウッドのような大作感があるなと感じました。日本の作品として、世界でも楽しんでいただけそうだなと思いました。これからも皆さんに応援して頂き、世界に行けたらなと思っています。」

井上さん「たくさんのスタッフが、皆さんに面白いものをという想いを込めて作り上げている作品です。その熱意が画面を通して伝わっていると思います。これから先も、キャスト一同、心を込めて作っていきたいと思います。」

増田さん「TVアニメ3期まで最高でしたね!そして第4期は、原作を知っている自分としては、切島のたぎる展開が待っているので楽しみです。本当に頑張ります。漢気、見せるぜ!!」

悠木さん「今日は皆さんに盛り上げて頂き、ありがとうございます。皆さんの応援のおかげで、毎年こうやってイベントが出来て、作品も続いているのだなと思うと暖かい気持ちになります。これからも応援を宜しくお願いいたします。」

梶さん「エネルギッシュなメンバーと一緒に、熱量を持って演じさせて頂いています。改めて映像をふり返ると、本当に素敵な作品だなと感じます。また、演じられるチャンスを頂いているので、熱と魂を込めて精いっぱい頑張りたいと思います。」

石川さん「こんなにたくさんの人がイベントに集まって頂き、皆さんと一緒に作品をふり返る時間を共有できて嬉しかったです。またこのような機会を頂けたらと思います。これからも応援を宜しくお願いいたします。」

佐倉さん「原作もアニメも、次の瞬間を生きる、とてもポジティブな力をもらえる作品だと思っています。待っていてくださる皆さんのためにも、私たちヒーロー一同、頑張ってアフレコに臨みたいと思います。」

岡本さん「全ての映像のクオリティが高くて、胸を打たれる、そんな作品だと思います。そんな映像に負けないように、これからもお芝居していけたらと思います。かっちゃんとしては、絶対的に綺麗に勝つ瞬間を見たいです!」

山下さん「こうやって毎年イベントができるのは皆さんのおかげだと思います。第4期も凄まじいことになると思います。僕自身も、デクの成長に追い抜かれないよう、一緒に肩を並べて、前を見て頑張っていけたらと思います。」

 最後に、ヒロアカの合言葉とも言える、「更に向こうへ!PLUS ULTRA(プルスウルトラ)!!」の掛け声をキャストと観客、会場全体で叫び、イベントはフィナーレとなった。

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公式サイト

(C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会