11月10日(土)より全国公開を迎える『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』。本作のキーとなる重要な秘密兵器=【ダイブシステム】の全貌が遂に明らかになった。
全人類の敵・エウレカセブンと戦う為、アネモネが所属する組織・特殊部隊アシッド(※1)に残された最後の砦・ホワイトルーム。(※2)そこには窓もなく、椅子とカメラが一つずつ置いてあるだけ。東京湾上にありModel500(ゲオルギオス)という装甲車に乗り、向かう「風の塔」内にあるホワイトルームは、エウレカセブンへの【ダイブ】用施設。
【ダイブ】とは、人の意識・精神を送り込むこと。アネモネは、ダイブスーツと呼ばれる専用スーツを着用し、エウレカセブン内へと【ダイブ】する。送り込まれたアネモネの意識は、エウレカセブン内の情報空間で実体化したアバターとシンクロし、行動することができるのだ。
ホワイトルームは、エウレカセブンへの【ダイブ】を行うことのできる唯一の施設だった。
エウレカセブンの中に入り戦うことができる秘密兵器・【ダイブシステム】は、本作でアネモネが、エウレカやドミニクと出会うための非常に重要な役割を果たしている。また、アネモネの父・石井賢が帰らぬ人となった作戦とも深い関係が。
京田監督も「早くに母親をなくした彼女は、7歳の時に父も失います。父は、エウレカセブンを止める作戦に参加して帰らぬ人となったんです。そして、7年が経過し、今度はアネモネ自身が作戦に参加し、エウレカセブンの“中”へと意識をダイブさせる
ことになります。この映画は、そんなアネモネの“喪の仕事”を描きます。」とコメント。
果たして、エウレカセブンへの【ダイブ】で、アネモネがどう戦うのか、本編の展開も気になるところだ。
※1 アシッド…国連生存権防護事務局直属の対スカブ戦略歩兵師団。エウレカセブンとの戦いで組織は弱体し、現在正式に部隊として稼働しているのは再稼働したアネモネが所属する極東管区第七強襲心理打撃軍のみ。
※2 ホワイトルーム…東京湾岸上にある「風の塔」にある、エウレカセブンへのダイブ用施設。もともとはリング状粒子加速器を中心に設立された高エネルギー物理学の研究施設の一部だった。現在、エウレカセブンへのダイブを行うことのできる唯一の施設である。
『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』
2018年11月10日(土)全国ロードショー
配給:ショウゲート
キャスト:小清水亜美、名塚佳織
監督:京田知己
脚本:佐藤大
キャラクターデザイン:吉田健一、藤田しげる、倉島亜由美