4月27日発売の『VAZZROCK』初のユニットソングCDに向けて新垣樽助、小林裕介のインタビュー到着

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2.5次元の芸能プロダクション、ツキノ芸能プロダクションからデビューしたキャラクターによる「VAZZROCK(バズロック)」について、各ユニットにスポットをあてた“ユニットソング”シリーズの第1弾「VAZZY vol.1 -始動-」が4月27日にリリースされる。
今回は発売前のキャストインタビュー企画として、眞宮孝明役・新垣樽助さんと吉良凰香役・小林裕介さんのインタビューが到着した。

「VAZZY vol.1 -始動-」インタビュー

――今回はユニット初のドラマとユニットソングの収録でしたが、収録を終えての率直な感想をお聞かせください。

新垣さん:VAZZY としてのはじまりの物語なんですが、チームとして発足する前に一緒に話し合いをしたり、鍋を作ったりしているシーンの中で、いつの間にか役割分担が出来ていて、そうやって力を合わせて何かをやる過程が分かりやすく楽しそうに描かれていて、リーダーを演じている自分にとって嬉しく感じるお話でした。料理のシーン、孝明が結構仕切るんですけど、あんなに個性の強いメンバーが意外と言うことを聞いてくれるんですよね。お腹が空いていて早く食べたかっただけかも知れないですけど(笑)。

小林さん:リーダーは誰にも等しくやさしかったり、(築)一紗は誰に対しても常にあんな感じだったり、そんな「VAZZY」のメンバーの中で、きっと凰香は接する相手によって一番態度が変わる人間なんだろうなと思いました。孝明に対しては大人な態度だし、一紗に対してはお互いぶつかるし、二葉に対してはやけにお兄さんぽくなったり、そうやっていろんな表情の凰香が出てきたので、収録も楽しくて心が弾みました。

――『VAZZROCK』シリーズへの参加が決まったときはどのように思われましたか?

新垣さん:『ツキプロ』というシリーズ自体は以前から知っていましたが、自分がそこに出演することになることは予想外でした。自分が一体どういう立場でこのシリーズに入るんだろうと思っていたんですが、台本を読んでみて「そうか、みんなをまとめるお兄ちゃん的な役回りなんだな」と自分の中でストンと落としこめました。だから今日もスタジオへの道中から「今日はお兄ちゃんだぞ!」という気持ちでやって来ました。

小林さん:シリーズの名前は以前から伺っていたので、そこに新たに出演できるということを光栄に思いました。そのときに貰ったデモ曲も、どこかアダルティなテイストというか、僕が中高生時代に聴いていた曲のような懐かしいニュアンスがあって、とても自分の中でしっくりきたので、こんなめちゃくちゃ好きな雰囲気の曲を歌わせて頂けるのはきっと楽しいだろうなとわくわくしました。

――ご自身が担当されるキャラクターの第一印象はいかがでしたか?

新垣さん:イラストからして見た目がカッコいいし、キャッチフレーズも「さぁて、俺と遊ぼうか?」だし、キメキメな感じのキリッとしたタイプなのかな? と思っていたんですが、台本を読んでみて「あれ?」って(笑)。これも予想外でしたね。でも、こっちの方が自分の元々持っている性分に近いというか、好きだからきっと楽しく演じられそうだなという第一印象でしたね。

小林さん:イラストを見た第一印象は“ザ・COOL”でした。眼つきも鋭いので「俺はなれ合いなんてしないよ」みたいな突き放すタイプのキャラかなというイメージで、それがシリーズ通してだんだん丸くなっていくのかなと思っていました。

――はじめてのドラマ収録を終えて、キャラクターの第一印象から変化や新たな発見などはありましたか?

新垣さん:リーダーとしてみんなをまとめる役っていうところは変わらなかったんですが、「何でもできる俺についてこい」というタイプのリーダーじゃなくて、人間的な弱さを持っていて、その弱さがあるが故にみんなと団結できる人なんだなと、実際に演じてみて、そこが明確に固まった実感があります。そのおかげで孝明のことを、より体温を持ったキャラクターとして捉えられています。

小林さん:台本を読んでみたら、「ユニットとしてやっていくためには」みたいなことをちゃんと最初から考えていて、きっと芸歴が誰より長いがために、そういうところまで気が回るんだろうなと思います。あとは、何でも完璧人間だろうと思っていたんですが、芸能人として以外のところはだいたいポンコツで……ギャップがありすぎだろ! って(笑)。でも、そこが可愛いところでもあり愛されるキャラクターだなと思いました。

――ほかのキャラクターについて、印象が変わった、発見があったというキャラクターはいましたか?

新垣さん:リーダーとしてはユニットの成長株、っていうことで(大山)直助です。もう、ただ名前を呼びたい(笑)。「おい、直助!」って。彼は愚直なまでにすごく真っ直ぐで、へこたれなくて、きっと本当の意味で折れてしまうということがない。そんな彼が、これから物語が進む中でどんな顔を見せてくれるのかなと楽しみです。

小林さん:孝明ですね。凰香と言い合うシーンとか、もっとお互いに言葉の応酬でヒートアップするのかなと思っていたんですが、常に一定のテンションで包み込んでくれて、妙な安心感があります。彼がぶれないからこそ、凰香を演じている僕も落ち着ける。リーダーとしてすごい素質をもっているんだなと感じました。

――それでは、登場するキャラクターの中で気になるキャラクターを 1 人、教えてください。

新垣さん:凰香は、見た目と名前の字面だけ見たときに、強そうというか「自分の中で結論があって、それをグイグイ押しつけてくるタイプなのかな?」と思っていたんですが、実際はすごく熱血漢で不器用な子なんだなと思いました。収録で小林くんの声のお芝居も付いてそれが一層感じられました。可愛かったですね。

小林さん:(築)二葉です。少し荒ぶっている凰香をすごく自然に諌める感じとか、孝明とはまた違う意味で頼れる人だなと思います。一紗と凰香がもつれたのを諌めるのも二葉の仕事……というかそれを仕事と思わず自然にやれちゃう。芸能人として安定している孝明や凰香がいる一方で、人間として安定している人たちが別にいると思っていて、二葉は後者のレベルをだいぶ極めているので、僕は彼に一目置いています。

――ありがとうございます。最後にファンの皆さんへメッセージをお願いします。

新垣さん:本当に個性豊かな面々が、これからどういう風に「VAZZY」というチームとしての個性を完成させていくのか、演じている僕たちもすごく楽しみです。早くチームとして完成した姿を皆さんにお披露目できる日が来ればいいなと思っています。皆さんに応援していただけるかぎり物語はどんどん先に進んで、今はまだ見えていない魅力がもっと生まれていくと思いますので、どうか応援よろしくお願いします。リーダーからのお願いです。

小林さん:てんでバラバラな人たちが集まって「VAZZY」という一つのユニットとして活動していく中で、僕が演じる凰香は先輩的立ち位置になっていますけど、きっと初心者の人たちから逆に感化されることもあるだろうし、そうやってみんながお互いに刺激しあって、どんどんいいチームになっていくんじゃないかと思います。今回の CD と、今後みんながもうちょっと成長した後の CD はきっと別物になるような、そんな成長していくコンテンツになりそうだなと楽しみにしています。皆さんにも彼らの成長を楽しみにしていてほしいです。「VAZZY」、そして『VAZZROCK』シリーズの応援をよろしくお願いします。

公式サイト
「VAZZROCK」ユニットソング1「VAZZY vol.1 -始動-」
VAZZY 小林裕介 山中真尋 白井悠介 笹翼 堀江瞬
ムービック (2018-04-27)

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