TVアニメ『バジリスク ~桜花忍法帖~』先行上映会公式レポート。トークショーには畠中祐、水瀬いのりが袴姿で登場

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去る12月29日に、TVアニメ『バジリスク ~桜花忍法帖~』の先行上映会が新宿バルト9にて開催され、第1話・第2話の上映に加え、甲賀八郎役の畠中祐さんと伊賀響役の水瀬いのりさんさんが登壇し、トークショーが行われた。
プレミアチケットをゲットした約400人が集まって行われた上映会は、第1話、第2話が終わると大きな拍手に包まれ、ほどなくトークショーパートがスタート。MCのサンキュータツオが呼び込むと、キャラクターをイメージした着物姿で現れた畠中さんと水瀬さんに大きな歓声が飛んだ。
袴を初めて着たという水瀬さんはその仕組みの不思議さを必死に説明し、早速会場からは笑い声が。

そして上映された第1話、第2話の感想を聞かれると、畠中さんは「甲賀忍法帖からの続きということで、二人(八郎や響)の背負っているものや、(甲賀忍法帖の主役である)朧や弦之介なども含めた、それぞれの想いがいろいろと織り混ざり、新しい葛藤がみえてきた1話、2話だったかと思います」と話し、水瀬さんは「アフレコ現場で1話をみんなで見たんですけど、アフレコの時には入っていなかった馬の足音や嵐の効果音などが入ったことで迫力がすごくで、今日劇場で見ていただけてピッタリだったんじゃないかと思います」と語った。
役を演じる際に意識したことはあるかという質問に対して、水瀬さんは「響は等身大な女の子なので、純真無垢なところをすごく大切にしました」、そして畠中さんは、「なぜ淡々とクールにしているのか、ちゃんと考えないといけないキャラクターだと思いました」と話すと、更に「僕自身はクールではないので」という言葉から、話題はアフレコ現場の話へ。

水瀬さんによると畠中さんはいつも「すごい前のめりです!椅子から落ちちゃいそう」とのことで、その微笑ましい様子に会場では再び笑いが起こっていたが、すると畠中さんはすかさず「八郎は背もたれに背中をつけてちゃんと座れる人だと思うので、そういうところはちゃんと意識しなきゃなと思っています」とキャラクターの話へと転じさせていた。

そして、もし忍に生まれていたらどんな術を使いたいかというお題へ。畠中さんは「絶対透明人間!でしょ?男子達!」と来場した男性達へ呼びかけると、会場からはまたも大きな笑い声と拍手が。水瀬さんはそんな男子達の途方もない夢に「興味ないので」と可愛らしく呆れながらも、お題に対しては「戦うのが嫌なので、あまり前に出なくてもいいようにトラップや小細工のスペシャリストがいいです」と語っていた。

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また、劇中の楽曲へと話が及ぶと、畠中さんが(エンディングテーマと甲賀忍法帖で朧を演じていた)水樹と現場で会った際に、「すごく大切な作品で、いろんな登場人物の想いがこもっているので、桜花忍法帖にもその気持ちを託したくて、そういうのを全部込めて描いた曲」という話を聞いたとのこと。エンディングテーマは話数によって「動」と「静」の2パターンどちらかの曲が流れることもあり、毎話違った楽しみ方ができそうだ。
続いて今後の注目ポイントはと聞かれ、水瀬さんからは「それは本当に術なんですか?という強い忍達もまだまだ出てくるのですが、一人一人散り際まで丁寧に描いていただいていますし、役者としても最後の一言まで情熱を注いで演じています」と、忍法殺戮合戦を描くバジリスクらしい展開を予感させる言葉が飛び出していた。

締めの挨拶では水瀬さんが、「これから先、八郎と響の運命が描かれていくのですが、心熱くなる展開が待ち受けていますので、是非放送を楽しみに待っていただきたいです」と話すと、畠中さんからは「オン立派に散り候え(桜花忍法帖のキャッチ)という言葉通り現場で立派に散れるように…」という発言が。それを聞いた水瀬さんから思わず「えー!座長ですから!」と声があがり、会場には再び笑いが起こっていた。
そして改めて畠中さんから「しっかりと引っ張っていけるように棟梁として頑張っていきたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします!」と最後の挨拶があり、この日のイベントは終了となった。

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来場者にはキャラクター原案のせがわまさきによる、八郎・響の描き下ろしフルカラーミニ色紙2枚セットがプレゼントされるといった豪華内容だったが、残念ながら会場に来られなかった方にも嬉しいお知らせが。
『バジリスク ~桜花忍法帖~』公式YouTubeにて、第2弾PVが公開されたとのこと。こちらではメインキャラクターの声に加え、初解禁となった水樹奈々さんのエンディングテーマ「HOT BLOOD」を聞くことができる。

TVアニメ「バジリスク ~桜花忍法帖~」

2018年1月8日より
TOKYO MX、tvk、サンテレビ、KBS京都、BS11、AT-Xで放送開始

公式サイト

(C)山田風太郎・せがわまさき・山田正紀・講談社/桜花忍法帖製作委員会