『パンドラとアクビ』舞台挨拶にパンドラ役の小倉唯、アクビ役の天城サリーがかわいい役衣装で登壇

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4月10日(水)にEJアニメシアター新宿にてキャスト舞台挨拶を行い、オフィシャルレポートが到着した。パンドラ役の小倉唯さん、アクビ役の天城サリーさんがかわいい役衣装で登壇し、作品やキャラクターの魅力をたっぷり語った。
主題歌が流れ、本編鑑賞後の客席から大きな拍手が沸き起こる中、MCの元気な呼び込みによりスタートした第2弾舞台挨拶。
映画の中から飛び出してきたような、パンドラとアクビそっくりの衣装に身を包み小倉さん、天城さんがステージに登場すると、会場のあちこちから「かわいいー」という声が飛び交っていた。

「後ろ姿も見たい!」というリクエストに、小倉さんは右回り、天城さんは左回りでくるりと周り、再現率の高い衣装の隅々まで披露した。
アニメジャパンのイベントでも衣装をまとって登場したが、今回は本編タイトルロゴにもなっている、ぜつぼうくんとお花を模した手作りのビーズのワッペンをそれぞれ胸元に飾り、かわいさもパワーアップしていた。さらに上着を脱いで、お揃いのレースをあしらった衣装も披露し、会場から大きな拍手が湧き起こった。

パンドラとアクビ、それぞれのキャラクターを演じた感想について、小倉さんは「パンドラちゃんはずっとゲームで演じてきたキャラクターですが、今回の劇場版では、わたしも知らなかった彼女の新しい一面や魅力を再確認できました」とニッコリ。
さらに「パンドラちゃんはポンコツなキャラクターなんです。でも今回は、もっとポンコツなアクビちゃんがいるので、『あれ? パンドラちゃんて、実はしっかりしているのかも!?』なんて錯覚しちゃいました(笑)」と振り返る。

天城さんは「今回アクビちゃんは等身大のサイズになって登場するのですが、テンション高く! という監督からの指示がアフレコであったので、自分が思っていた以上の高いテンションで演じました。アクビちゃんはどんなサイズになっても昔ながらのアクビちゃんなんだ」と再認識したそう。

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公開後の周囲の反応について、小倉さんは「まだ観ていないという人に作品を紹介すると、“モンストとタツノコプロのコラボなの?!”と夢のコラボレーションにびっくりされることが多いんです。。その反応から、もっと多くの方の知っていただけたら、もっともっとファンが増えるのでは? と感じています」とコメント。
天城さんは、家族や親戚、友達がアメリカやフランスから上映のために来日したことを明かし「特に、お父さんとお母さんは上映を何回も観ています。そして、ずっと泣いています。周囲の評判は上々です」と満足の表情を浮かべていた。

「パンドラとアクビ、それぞれのキャラクターとの共通点は?」という質問に、小倉さんは「パンドラちゃんは、おっちょこちょいで、たまにとんでもないミスをします。わたし自身も何もないところで転んだり、物を撒き散らしたりすることが結構あるので。おっちょこちょいなところあにているかもしれません(笑)」とコメント。
天城さんは「作中にもあるように、盗賊団に捕まってロープでぐるぐる巻きにされているときも、アクビちゃんってなんだか楽しそうなんです。周囲が危機感を感じているのに、自分は楽しんじゃう、そんなところは似ているかも」と回答し、会場の笑いを誘う。

「小倉さんから見た天城さんとパンドラちゃんの共通点は?」という質問に「今回、天城さんはほぼ初めてのアフレコ現場とのことだったのですが、確かに緊張はされていましたけど、いい意味で天真爛漫というか。そんなところがアクビちゃんと似ていると感じました」と回答。
「天城さんから見た小倉さんとパンドラちゃんの共通点は?」という質問に天城さんは「パンドラちゃんがアクビちゃんの面倒をみてくれるように、小倉さんもアフレコ現場で私の面倒をみてくれました。たくさん話しかけてくれたし、お昼も一緒に食べたりしてリラックスできる時間を作ってくれました。安心感をもらっている感じがしてうれしかったです」と振り返る。

お気に入りのシーンについて、小倉さんは「前編に登場するルイーズと川辺で会話するシーン」と回答。とあるセリフと動作の音を自宅でいろいろと練習したことを明かします。「自分の中では良い仕事をしたなと思っています」とニッコリ。
天城さんは「前編で『レーサーになる』と宣言した三船剛を、後編で実行していることを確認できるところ」とコメント。二人のお気に入り&こだわりのシーンについて「1度観ただけでは見逃してしまうかもしれないので、ぜひ何度も観て探してください」と声を揃えていた。

「おっちょこちょいなパンドラとアクビのような失敗談はありますか?」という質問に、天城さんは3年前、日本に来たばかりのオーディションで、「自己紹介と背景について教えてください」と言われ、「その部屋の背景を事細かに説明してしまいました。今なら、背景=バックボーンと理解できるのですが、その当時は日本語が今よりもっと苦手で」と赤面する。「MC力を試されているのかと必死に答えてしまいました」と、勘違いの理由を説明していました。

一方の小倉さんは「実は、今日もやらかしました」と恥ずかしそうにうつむきます。電車に乗るのが苦手だという小倉さんは「気づいたら目的の駅を通り過ぎていて、慌てて反対側の電車に乗ったら今度は急行で目的地を通り過ぎ、元の駅に戻りました」と告白。「よくあるんです」と語る小倉さんに、MCから「アプリを使って下さい」とツッコまれる場面もあった。

最後の挨拶で小倉さんが「本日はありがとうございました」とお辞儀をすると、会場から大きな拍手が。「とっても可愛くて面白くて素敵な作品なので、ぜひ、周りの皆さんにおすすめしてください。続編ができるように盛り上げていただけたらうれしいです」とコメント。
天城さんは「タツノコプロとモンストの夢のコラボレーションに関わることができて本当に幸せです。パンドラとアクビの世界にタツノコプロのキャラクターが集まることで、同じキャラでも新たな魅力が発見できると思います。昭和生まれのアクビちゃんと、平成から令和に変わるタイミングで出会えたことに感謝します」と笑顔で語っていた。

MCのリクエストにより、小倉さんが「パンドラとの約束ドラー!」、天城さんが、また来てしまう呪文「アラピン・カラピン・スカンピ~ン!」と、それぞれのキャラのセリフを披露し、イベントは幕を閉じた。

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『パンドラとアクビ』

4月5日(金)より、EJアニメシアター新宿他、全国順次ロードショー

■キャスト
パンドラ:小倉 唯
アクビ:天城 サリー

●前編「荒野の銃撃戦」
ルイーズ(ドロンジョ):甲斐田 裕子
三船 剛:吉野 裕行
ブライキング・ボス:天田 益男

●後編「精霊と怪獣の街」
カンタ:田村 睦心
ナゾの怪獣:江原 正士
冬の精霊:津田 健次郎

■スタッフ
原作:XFLAG・タツノコプロ
監督:曽我 準
キャラクターデザイン・総作画監督:大倉 啓右
美術監督:竹田 悠介
美術設定:高畠 聡/田村 せいき
撮影監督:五十嵐 慎一
色彩設計:小針 裕子
編集:長坂 智樹
音楽:小畑 貴裕
音楽制作:トムス・ミュージック
音響監督:田中 亮
音響制作:ソニルード
主題歌:Shiggy Jr.「D.A.Y.S.」(ビクターエンタテインメント)
アニメーション制作:BAKKEN RECORD
配給:角川ANIMATION
製作:XFLAG

公式サイト

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