『蒼穹のファフナー THE BEYOND』石井真、島﨑信長、石川由依による舞台挨拶が開催。ネタバレOKの自由なトークを展開

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5月17日(金)より劇場先行上映が開始となった「蒼穹のファフナー THE BEYOND」第一話「蒼穹作戦」第二話「楽園の子」第三話「運命の器」。先行上映3日目を迎えた5月19日(日)、新宿ピカデリーにて真壁一騎役・石井真さん、御門零央役・島﨑信長さん、水鏡美三香役・石川由依さんが登壇した舞台挨拶が開催された。
今回は本編上映後の舞台挨拶ということで、ネタバレOKの自由なトークとなった。衝撃的な展開が繰り広げられた本編終了直後、未だ驚きと興奮が冷めやらぬ様子の劇場へキャスト陣が登場すると、客席からは盛大な拍手が沸き起こる。

まず、『蒼穹のファフナー』シリーズの続編として、新たな物語が制作されることを聞いたときの印象を尋ねられる。
キャスト陣は、前作「EXODUS」の終わり方から続きがあるはずだと予想していた様子。しかし石川さんは、新作について嬉しく思う反面、再び辛い戦いが始まってしまう苦しさもあったと、常に痛みと隣り合わせにある「ファフナー」らしい複雑な心境を語った。

前作から数年が経過し、日野美羽や鏑木彗、近藤剣司など、各キャラクターの成長や変化も見られた「THE BEYOND」。以前からは想像もつかないような姿へと成長を遂げた御門零央については、演じている島﨑さんも一瞬「誰?!」と思ったほどだと言う。中でも大きく変化した人物といえば、外見だけでなく内面も異なるキャラクターとして本作に登場している皆城総士。総士と対峙する立場である石井さんは、過去シリーズの総士とは別のキャラクターとして接しながらも、総士への思いはシリーズ通してブレずに1本通ったものを持って演じていると話す。また、総士を演じる喜安浩平については、総士というキャラクターをより人間らしく演じるのは大変だと思うが、楽しんでいるところもあると思うと予想していた。
また、最近発売となった「蒼穹のファフナー」シリーズ初のLINEスタンプについての話題も。「あなたは、そこにいますか」などおなじみの名台詞の数々に、キャスト陣からは使い所がわからないというツッコミが口々に飛んだ。

シリアスな内容の本編でありながらも、「蒼穹のファフナー」のイベントらしい和気藹々とした雰囲気で進んだ舞台挨拶は、登壇者3名から観客へのメッセージで締めくくられた。

石川由依さん「「THE BEYOND」、ついに始まりました!こんなに長く続いている作品に、自分も「EXODUS」から続けて出させていただけるのは本当に嬉しいです。これからどうなるかわかりませんが、精一杯美三香として生き抜いていけたらなと思っています。物語はまだまだ続いていきますが、きっと希望が描かれていると信じて、これからも演じていきたいと思います!」

島﨑信長さん「作品を愛せば愛すほどちゃんと中身で応えてくれるというのは、本当に素晴らしいことだと思いますし、僕自身もそういった作品がすごく好きです。真っ直ぐでかっこいい御門零央というキャラクターも大好きで、更に今回は見た目もめちゃくちゃかっこよくなっていて。そんな零央の活躍や、零央と美三香がどうなるかにも注目しつつ、みんなが幸せな結末を掴みとれるように零央と一緒に戦っていきます!」

石井真さん「これから先一騎がどうなっていくのか、第三話までを見ていろいろと思うところはありますが、行く末に対して覚悟は持っています。でもそれは、絶対に何らかの希望はあると信じた上での覚悟です。新しい皆城総士を中心として繰り広げられていく物語、そして島の人たちがどうなっていくのか、どうか最後まで追いかけていただけたら本当に嬉しいです。」

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さらに、この日の最後におこなわれた舞台挨拶では、嬉しいビッグサプライズが。当初、石井真さん1名での出演が予定されていたが、なんと皆城総士役の喜安浩平さんが急遽登場。自身の舞台公演「芸術家入門の件」真っ最中の多忙を極める中で合間を縫い、駆けつけた。「蒼穹のファフナー」シリーズの中心的存在である2人揃っての登壇に、会場に集まったファンからは歓喜の声が上がる。
生まれ変わった姿の皆城総士を演じる上での苦労なども交えながら、15年の長きに渡ってシリーズを作り上げてきた2人らしい、息の合ったトークが繰り広げられた。

「蒼穹のファフナー THE BEYOND」

第一話「蒼穹作戦」、第二話「楽園の子」、第三話「運命の器」
3話同時にて5月17日より劇場先行上映中!

<公開館>
「蒼穹のファフナー THE BEYOND」公式HPをご確認ください。
http://fafner-beyond.jp/theater/

公式サイト

(C)XEBEC・FAFNER EXODUS PROJECT