テレビ東京HD、2021年度に売上高1600億円、営業利益80億円を目指す…アニメ・ライツの海外展開強化

テレビ東京ホールディングスは、5月14日、2021年度を最終年度する中期経営計画を発表した。2021年度には、売上高は2019年3月期比で7.2%増の1600億円、営業利益は同35.3%増の80億5000万円を目指す。最終年度の計画は、過去最高の売上高・営業利益となる。

同社では、2019 年度以降のメディア環境は、NHK の同時再送信や 5G サービス開始の影響で、配信視聴者や配信広告市場の急拡大が予想されることから、テレビ広告市場の大きな伸びは想定し難い状況とした。

新たな中期経営計画では、基幹事業である放送事業の収益を安定させると同時に、アニメ・ライツ事業の海外展開の強化やイベント・通販事業の拡充、動画配信プラットフォーム Paraviで放送外事業の収益力を引き上げる、としている。

2019年3月期においては『NARUTO』や『NARUTO』など海外からのライツ収入が好調だった。