『ヴィンランド・サガ』第1弾アニメビジュアル&メインスタッフが公開。制作は「進撃の巨人」「甲鉄城のカバネリ」のWIT STUDIO

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2019 年放送予定のTVアニメ『ヴィンランド・サガ』より、第 1 弾アニメビジュアルが公開された。雪が吹き荒れる中、この物語の主人公「トルフィン」がヴァイキング船の上でたたずんでいる。

また、本作の制作スタッフ情報も公開に。監督は「いぬやしき」の籔田修平氏、制作は「進撃の巨人」「甲鉄城のカバネリ」のWIT STUDIOが担当する。

■スタッフ

原作:幸村誠「ヴィンランド・サガ」(講談社『アフタヌーン』連載)
監督:籔田修平(「いぬやしき」監督、「進撃の巨人」3DCG 監督)
シリーズ構成・脚本:瀬古浩司(「BANANA FISH」「亜人」シリーズ構成・脚本)
脚本:猪原健太(「幼女戦記」シリーズ構成・脚本)
キャラクターデザイン:阿比留隆彦(「HUNTERxHUNTER」作画監督)
美術:Bamboo
特殊効果:MADBOX
制作:WIT STUDIO(「進撃の巨人」「甲鉄城のカバネリ」)
製作:ヴィンランド・サガ製作委員会

スタッフコメント

●監督:籔田 修平

「まさか自分が関わることになるとは!」と思った気持ちが最も強い作品です。
連載開始当初から読み続けてきた本作に関われることを幸運に思いますし、チャンスを頂けたことに感謝しております。

これほどの大作に取り組むことは(洒落にならんぐらい…)困難な仕事ではありますが、スタッフの強い熱意と高い技術に支えられて楽しく取り組めております。
そういったスタッフに囲まれて仕事をする機会が得られたことは何よりもありがたいことですし、スタッフにとっても実りある作品にすることが、全体を見渡せる立場としての自分の仕事だと思っております。「ヴィンランド・サガ」を愛する皆様や幸村先生はもちろん、より多くの方々に楽しんでいただける作品になるよう、スタッフ一同誠意を持って取り組んでまいりますので、ご声援の程よろしくお願いいたします!

●シリーズ構成・脚本:瀬古 浩司

あれは確か2005年の7月か8月頃だったと思う。友人が「すごい漫画が始まったよ」と言って見せてくれたのが、その年の4月から週刊少年マガジンで連載が始まっていた「ヴィンランド・サガ」のマガジン版・第1巻だった。
それを読んだ時の衝撃はあえて言葉にせずとも、この作品をご存じの方にはおわかり頂けると思う。ただただ、これはとんでもない漫画が始まったぞ、と心の底からわくわくしたことを今でも鮮明に覚えている。
あれから10年以上の月日を経て、偶然にも「ヴィンランド・サガ」という巨大な作品にシリーズ構成・脚本として関わらせて頂けることを、まずは古の神々に感謝したい。
あのうだるように暑い夏の日に体験した、何の留保も条件もない「わくわく感」をアニメでも再現できたらと思っています。

●脚本:猪原 健太

「音と匂い」がする。それが原作の第一印象でした。
もちろん、北欧に行ったことも、ヴァイキングの戦いを見たこともないけれど、鬨の声と血の匂い、そして肌に触れる海の風が感じられました。だから脚本を書く際には、幸村先生の描き出される情緒豊かな空気感を損なわないよう、心がけました。大いなる「サガ」の一端を担うことができて、とても光栄です。

●キャラクターデザイン:阿比留 隆彦

現在、スタッフ一丸となって作業が進んでいます。
現場のモチベーションが高いので、何かすごい作品が生まれるのではないかと期待しています。
今まで多くの作品を通じて勉強してきたこと、経験してきたこと、先輩方に教わったことをこの作品に生かしたいです。
とにかくひたむきに描くことで、そのあふれ出る熱量が画面を通じて観てくださる皆様に少しでも伝わればとても幸いです。

■イントロダクション

千年期の終わり頃、あらゆる地に現れ暴虐の限りを尽くした最強の民族、ヴァイキング。
最強と謳われた戦士の息子トルフィンは、幼くして戦場を生き場所とし、幻の大陸”ヴィンランド”を目指す――
激動の時代で巻き起こる、本当の戦士の 物語。

公式サイト

(C)幸村誠・講談社/ヴィンランド・サガ製作委員会