『重神機パンドーラ』前野智昭&津田健次郎登壇のイベント上映会レポートが到着。BUMP OF CHICKEN「Spica」に載せた新PV「LAST HOPE編」公開

TOKYO MX ほかにて大好評放送・配信中の TV アニメ『重神機パンドーラ』について、BUMP OF CHICKEN による ED 曲「Spica」の2番を使用した新 PV「LAST HOPE 編」が公開された。

また、「前野智昭&津田健次郎 真夏の強化授業(ハイパーレッスン)」イベントのオフィシャルレポートも到着した。

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「前野智昭&津田健次郎 真夏の強化授業(ハイパーレッスン)」イベントレポート

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「真夏の強化授業」は第 1 話「進化する破壊者」の上映からスタート。『重神機パンドーラ』を映画館で楽しめる貴重な機会なだけに、会場は多くのファンで大入りに。劇場の音響設備によって、キャストの熱演やBUMP OF CHICKEN の主題歌も一層鮮やかになり、作品世界に入り込める至極の環境を満喫しました。
第1話の上映後にはレオン・ラウ役の前野智昭さんと、ダグ・ホーバット役の津田健次郎さんが登壇。前野さんは「最後の起動因子、それは……僕だ!」、津田さんは「お前の息の根は俺が止める……。モフモフモフ!」とキャラクターのセリフを披露して、来場者を盛り上げていきます。司会進行はお笑いコンビ・天津の向清太朗さんが務めて、トークショー前半戦が開幕しました。

まずは「第1話のアフレコの時点で、今後のストーリーは知っていたのか?」という質問について、前野さんは「キャラがどうなるのかは、まったく分かっていなかったです」と回答。戦闘機・MOEV の力を引き出すハイパードライブに副作用があることも、詳しくは知らされていなかったそうです。
それは津田さんも同じで、クールなダグが副作用のせいで愛猫を“モフモフ”してしまう展開に驚いたとのこと。「そのため毎回新鮮な気持ちで台本を読むことができましたね」と笑顔を見せました。

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キャラクターの話題では、レオンについて津田さんが「前野君のイメージにはなかったモッサリしたキャラで、すごく新鮮でしたね。現場で聞いていて楽しかったです」とコメント。研究者という役柄ゆえに専門用語が多いのにもかかわらず、台本数ページ分の長ゼリフも一発 OK だったことを明かします。前野さんは「現場でたまたま 10 回に 1 回が出たんですよ」と照れながらも「スタッフの皆さんにも用語を丁寧に説明していただいて、芝居を作っていくことができました」と感謝の言葉を伝えました。

ダグについては前野さんが「いつ裏切るか分からないミステリアスな部分を持ち合わせていて、どこか危険な匂いがしますよね」と、仲間でありながら二面性があるところが魅力だと語ります。さらに「津田さんもずっと変わらずカッコイイですよね」と話を広げて、津田さんと現場ですれ違ったときの出来事を披露。見えない暖簾をくぐるような仕草で、スタイリッシュに挨拶されたことが脳裏に焼き付いていると、思い出を振り返りました。

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津田さんは「嘘でしょ! そんなの絶対にやってないよ」と否定しましたが、トークショーではその仕草を「エア暖簾」と命名して大盛況。津田さんがポーズを再現してみる一幕も飛び出して、トークショーは爆笑の渦に。お互いにリスペクトしながらも、仲の良い様子が伝わってきました。

イベントのメインであるオススメ話数は、前野さんが第 18 話「重なる刃」、津田さんが第 15 話「黄金の鬼神」をセレクト。前野さんは「終盤のレオンが重傷を負う戦闘シーンは非常にインパクトがありました。敵であるジークに苦戦を強いられたレオンは家族契約によって最後の抵抗に出ます。彼にとって家族契約の重要さが表れているシーンだったので、18 話を選びました」と理由を語ります。

一方の津田さんは「15 話は前半のクライマックスである Mr.ゴールド戦です。『パンドーラ』はチームとしての戦いを一貫して描いていて、その良さが出ているんです」とコメント。それぞれの見所を伝えて、エピソードの上映に移りました。

どちらも戦闘がメインの話数だったこともあり、スクリーンでの鑑賞に相応しいアクションが盛り沢山。キャストならでは視点からエピソードが紹介されたことで、『パンドーラ』のまた違った面白さが引き出されました。

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上映後のトークショー後半戦では、ジェイ・ユン役の梅原裕一郎さんもメッセージボイスで出演し、BUMP OF CHICKEN がオススメするセリフやシーンを紹介。第 1 話の「何をするつもりだレオン・ラウ……。世界を破滅させた男」というジェイのセリフ、第 16 話でジークの正体が明かされるシーン、第 19 話の「僕たちは選択しなくてはならない。人間であることを捨てるかどうか……」というレオンのセリフを挙げました。
ちなみに梅原さんのオススメは第 13 話でジェイがレオンに麻婆豆腐を振る舞うシーンで、二人の関係性が近付いたことが印象に残ったそうです。『パンドーラ』は戦闘回と日常回でメリハリがあり、人によって好きなエピソードが異なることもトークで話題になりました。
また、9 月 30 日にはイベント「『重神機パンドーラ』ネオ翔龍市民感謝祭」が開催されることが告知され、朗読劇があることに触れた前野さんは「非常にカロリーを使う内容になっているので、皆さん覚悟をして聞いてください。かなりインパクトがありますよ」と意気込みを見せます。

トークショー締めくくりに、津田さんが「最後までぜひ『パンドーラ』を応援していただけたらと思っています。今回のように皆さんと直接お会いできる機会があれば嬉しいので、全力応援よろしくお願いします」、前野さんが「物語もクライマックスに向けて加速していきますので、皆さんの目で『重神機パンドーラ』の行く末を見守っていただければと思います。2 クールで一区切りにはなりますが、今後も『パンドーラ』の絆を展開していけるように、引き続きよろしくお願いいたします」とメッセージを送りました。

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お二人が降壇したあとには、第 22 話「閉ざされた山」を上映。まだ放送されていないエピソードのため、熱心にスクリーンを見つめるファンの姿も目立ち、「真夏の強化授業」は大盛況のうちに幕を閉じました。第 22 話は 8 月 29 日(水)より TOKYO MX ほかにて順次放送開始。

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