「VAZZROCK」bi-colorシリーズ6「白瀬優馬-peridot-」に出演する堀江瞬、菊池幸利からコメントが到着

ムービックが展開するオリジナルコンテンツ「VAZZROCK(バズロック)」初のCDシリーズ「bi-colorシリーズ」第6弾「白瀬優馬-peridot-」が、本日7月27日に発売となった。
今回、発売を杵んして本作に出演する堀江瞬さん、菊池幸利さんからコメントが到着した。

堀江瞬さん(白瀬優馬役)、菊池幸利さん(小野田翔役)コメント

――収録、お疲れ様でした。bi-colorシリーズでは、2人のキャラクターのやりとりをじっくり聞けるドラマがポイントになっています。まず、お相手のキャラクターについて、印象や感想などをお聞かせください。

堀江さん:小野田さんは見た目のままの人だなと思いました。ちょっと浮世離れしている感が見た目からも現れていますけど、周囲とどこか違うけれど、それをまったく気にしないマイペースな人、と自分の頭のなかでイメージしていたので、その通りだったなと。良くも悪くもマイペースなので、例えば僕、堀江瞬が小野田さんと一緒に何かをする機会があるとしたら、たぶんうまくいかないんですよ。マイペースすぎる人って苦手で……。マイペースな人って下手すると周囲をいらつかせてしまうこともありますし。
でも、優馬って小野田さんとなんだかんだうまくやれているんです
よ。優馬だからこそ何でも受け入れて、いい感じに会話できるんだろうなと思います。許容できる幅が広いのかな、優馬は(笑)。それに精神的に大人なのって優馬な気がしていて、年齢は小野田さんの方が上なんですけど、そういう意味でも2人のやりとりはとてもおもしろかったです。

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――bi-colorシリーズ5「大山直助-citrine-」とはまた違う優馬の姿が、今回楽しめるということですね。

堀江さん:そうですね。僕の中で優馬って完璧にしなきゃいけない、もっとしっかりした子というイメージがあったんです。優等生キャラを演じなくてはいけない……そこにコンプレックスを抱えているんですけど。今回のドラマパートでは、ちょっと慌てふためく様子だったり、ディレクターさんからも「もっとキャラ崩壊させてください」って言われたり。こんな優馬を演じてもいいんだ、という可能性が広がった収録にもなりました。

――菊池さんはそんな優馬について、どのような印象がありましたか?

菊池さん:優馬くんは何でも完璧で、何かあってもスマートにこなせちゃう完璧超人タイプだろうなと思いました。でも、堀江くんも言っているように、(小野田)翔くんの言動で慌てふためくところがあったり、可愛い一面を見たなという気がしました。思ったよりもくだけた部分を持っていますし、親しみやすいキャラクターだと。優馬くんみたいな人が近くにいたら、僕は絶対に頼ります(笑)。甘えちゃうかもしれないですね。甘えても許してくれる感じがするので。見た目のクールな感じとは違って、責任感が強くて、何にでも一生懸命で、熱いものを持っていて、たまに慌てふためくところもある。そんな彼とのやりとりはほほえましかったです。

――ドラマの収録自体はいかがでしたか? 大変だったところなどはありましたか?

堀江さん:優馬が慌てふためくシーンは大変でした。早口でまくしたてる感じだったので……早口が苦手なので、滑舌との勝負でした(苦笑)。

菊池さん:実は今回が「小野田翔」としての初収録だったんです。スタジオに来るまでは、彼はとても優雅な人で時間の流れもほかの人たちとは違うような、浮世離れしているイメージを持っていたのですが、想像していたよりもずっと気さくで親しみやすいお兄さんだったり、音楽や表現に対してしっかりとした芯のある人なんだなと感じました。翔くんのマイペースで自由な人柄の中に詰まっているものを表現できるようにがんばりました。

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――2人の関係を一言で表すと、どんな関係でしょうか?

堀江さん:保護者と被保護者かな……。「お母さんと子供」? 小野田さんの世話をしている優馬に、ちょっとお母さんっぽさを感じたので……。優馬だからこそ小野田さんの面倒をちゃんと見ていたんだなと思います。小野田さん、結構手がかかりそうですけどね。

菊池さん:性格的に真逆な感じがあるのに、お互いの相性は悪くなさそうなので、翔くんが自由な「風」で、優馬くんがそんな風をやさしく受け止めてくれる「風車」。優馬くんが責任をもって面倒をみてくれたことで翔くんは自由にできているし、その自由さに触れることによって優馬くんの世界観が広がっていく瞬間があるというか……。お互いに補えるような関係性だなと思います。

――続いて、楽曲についてお伺いします。まずは、堀江さん。ソロ曲『STARLIGHT』の感想や、収録時のエピソードなどがありましたらお聞かせください。

堀江さん:はじめて聴いたときに、明るい曲調で希望を歌っているような曲なんですけど、歌詞から、どこか優馬が心の内に秘めている「渇望」や微かな「反逆心」のようなものを感じました。そのニュアンスを上手く表現できればと思いながら歌ったので、聴いてくださるみなさんに感じ取っていただけたら嬉しいです。

――それでは、お2人にお聞きしますが、デュエット曲『Break New Ground』はいかがでした?

菊池さん:翔くんと優馬くん、穏やかな人柄の2人のデュエットなのでスローテンポでゆったりした曲だったりするのかなと想像していたんですが、デモを聴いたら、すごくスピード感があって掛け合いなども入っていて、1音目からカッコイイ曲でびっくりしました。ファンの皆さんに聴いていただくのが楽しみな歌です。

堀江さん:まず「この2人でデュエットを歌うんだ?」っていう組み合わせに驚きを感じて、ファンの皆さんにも斬新なサプライズのような印象を感じていただけるんじゃないかと思います。曲自体も、お互いの「以心伝心」な感情・雰囲気を歌っていて、優馬と小野田さんの関係性に対していろいろな想像が膨らむ楽曲だと思うので、楽しんでいただきたいです。これまでの声優人生でデュエットを3曲歌わせていただいたうち、2曲のお相手が菊池さんなんですよ。なので、今回「VAZZROCK」シリーズでまたデュエットをさせていただけることに不思議なご縁を感じています。

――今回の6枚目のCDは、「VAZZY」と「ROCK DOWN」の懸け橋となる1枚です。

堀江さん:確かにそうですね。僕はVAZZY所属の優馬を演じていますし、菊池さんはROCK DOWNのリーダーの小野田翔を演じていて。最初に台本を頂いたとき、「なんでこの2人なんだろう?」って思ったんですけど、実際に収録してみて感じたのが、あまりに全然違う性格だということ。お互いのキャラクター性がより際立つ感じがあって、だからこそ、この2人だったのかなと。直助と掛け合いしたときとは全然違って、より「白瀬優馬」感があるセリフと空気感を小野田さんに引き出してもらった気がするので、この2人であることにすごく意味があったんだなと思いました。

――最後にファンへのメッセージをお願いします。

堀江さん:これまでとは違った優馬をみなさんに聞いていただけると思います。僕自身もビックリしたような、新たな発見があるお話になっていると思います。また、楽曲も本当にすばらしい曲を歌わせていただいているので、そちらもぜひ楽しみにしていてください。このCDを聞いていただくと、みなさんの中の「白瀬優馬像」をより肉付けできると思いますし、もっと好きになっていただけると思います。よろしくお願いします!

菊池さん:先ほどもお話にありましたが、VAZZYからROCK DOWNへの懸け橋になる1枚ということで、ユニットを超えての人間関係や、それぞれのキャラクターの新たな一面を感じられるような作品だと思います。今作はもちろん、これからの「bi-colorシリーズ」もぜひ楽しみにしていてください!

「VAZZROCK」bi-colorシリーズ6「白瀬優馬-peridot-」

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発売日:2018年7月27日価格:1,944円(税込)/1,800円(税抜)
出演:白瀬優馬(CV:堀江 瞬)、小野田翔(CV:菊池幸利)

公式サイト
「VAZZROCK」bi-colorシリーズ6「白瀬優馬-peridot-」
堀江瞬 菊池幸利
movic (2018-07-27)

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