サードシーズンもやる気まんまん!舞台飯能にて井口裕香、阿澄佳奈、日笠陽子らメインキャストが集結した『ヤマノススメ』登頂記念パーティーが開催

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2014年7月~12月に放送していたTVアニメ『ヤマノススメ セカンドシーズン』の放送終了を記念したイベント「ヤマノススメセカンドシーズン 登頂記念パーティー」が飯能市役所 市民会館 大ホールにて開催された。当日は井口裕香さん(雪村あおい役)、阿澄佳奈さん(倉上ひなた役)、日笠陽子さん(斉藤かえで役)、小倉唯さん(青羽ここな役)、さらに司会進行役を務める儀武ゆう子さん(小野塚ひかり役)によるトークやクイズ、ライブといったさまざまな企画が行われ、会場に駆けつけた多くのファンを楽しませた。

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まずはキャスト陣が挨拶を終えると、レジャーチェアに座ってのトークがスタート。ここでは、公式Twitterアカウントで事前に集められたファンからの質問に答える形で進行することに。最初の質問は、「お気に入りのシーンは?」というもの。これに対して井口さんは、あおいとお母さんの会話を挙げ、あおいが成長姿を見られたことが特に嬉しかったそうだ。この答えに同意したのは儀武さんで、中でも親子で霧ヶ峰に登るエピソードを特におすすめしていた。また小倉さんは、『セカンドシーズン』でここなの生活感が分かるようになったことを挙げていた。他のキャラクターは大きな家に住んでいるのに対して、ここなだけは質素な家であることが気になったようで、小倉さんがこれを指摘すると会場からは笑いが起こっていた。
『ヤマノススメ』ではさまざまなコラボレーションが度々実施されているが、それにちなんで「印象に残っているコラボは?」というという質問も飛び出した。阿澄さんは近江鉄道とのコラボで現在も再び実施しているラッピングロープウェイが印象的だったそうで、そもそもロープウェイをラッピングできること自体に驚いたとのこと。

また、イベント当日は池袋から飯能までを走る「特急ヤマノススメ二号」が運行しており、車内では特別ラジオ番組も放送されていた。この番組には井口さん、阿澄さん、小倉さんが出演していたが、日笠さんは出演しなかったという。日笠さんは作中でも劇中でもかえでが1人になりがちなことを引き合いに出し、少し残念がっていた様子だった。

クイズノススメでは名探偵ここなが登場!?

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続いてのコーナーは「クイズノススメ」。『ヤマノススメ』にまつわるクイズが出題され、井口さん、阿澄さん、日笠さん、小倉さんがそれに回答していくというものだ。正解した人には2ポイントが与えられる他、ナイスボケを出した人にも1ポイントが与えられるとあって、キャスト陣は多彩な回答で会場の笑いを誘っていた。
第1問は『ヤマノススメ』第1期の1話冒頭、ファーストカットでのあおいのセリフは?という内容で、ここでは小倉さんが「あ~よく眠った~」との回答を披露する。また、日笠さんも「平日の昼間からゴロゴロ~」と、小倉さんとほぼ同じ内容の答えとなっていた。ちなみに正解は「あ~あったかい」で、残念ながら正解者は1人もいなかったが、ここは儀式さんの判断で、小倉さんだけが正解という結果に終わった。

続いては石井スポーツ 登山本店係長の菱木徳之さんが登場すると、登山用語に関するクイズを出題する。その内容は「登山における『武器』とは何?」というもので、キャスト陣は頭を悩ませながらも、それぞれパンツ(日笠さん)、靴(井口さん)、カトラリー(阿澄さん)、包丁(小倉さん)と答える。正解は食器類(カラトリー)ということで、阿澄さんが見事に正解、さらに包丁と答えた小倉さんも正解ということになった。

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このようにクイズを重ね、小倉さんがリードした状態で迎えた最終問題では、ゲストとしてヤマノススメ本編にも登場している飯能市のイメージキャラクター・夢馬くんが登場。すると、「夢馬くんは何歳?」という難問が飛び出してくる。キャスト陣は一様に頭を悩ませている様子だったが、ここで最終問題に正解すると1000ポイントが与えられることが発表されると、より一層真剣に考えている様子だった。

ここでは小倉さんが夢馬くんの耳に注目。実は夢馬くんの耳は木の年輪をイメージしており、そこには3本の輪が描かれている。そこから小倉さんは3歳と予想すると、これが見事に正解。他のキャスト陣からも「名探偵ここなだ!」と言われる見事な推理力で優勝を飾った。

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「スポーツノススメ」ではピッチング対決…ライブも大盛況!

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「クイズノススメ」が終わると、今度のコーナーは「スポーツノススメ」。スポーツといえば、イベント前半のトークコーナーにも話題になったプロ野球の始球式があるが、ここでは次に始球式の依頼があったとき、誰が投げるかを決めることになった。決め方は、1~9までの数字が書かれた的に3回ボールを投げ、何回当たるかを競ういわゆるストラックアウトだ。
最初に挑戦したのは前回の始球式にも参加した井口さん。井口さんは勢い良く投げたものの、なんと1球も当たらず0ポイントという結果に終わる。続いて挑戦した阿澄さんは、掛け声を出すもののなかなか踏ん切りがつかず投げられない様子。それでもなんとか1回当てて、ポイントを獲得した。

ソフトボール部出身で投げる前から自信満々の日笠さんは、3球すべてを軽々と的に当て、早々に始球式参加の権利を確定させる。最後の小倉さんは、前の3人とは違い下手投げで優しく投げることに。さらに投げる瞬間ピョンと飛び跳ねたりと、独特の投げ方で観客を楽しませていた。そんな小倉さんだが2球を的に当てる好成績を残し、日笠さんと同じく次回始球式への参加を決めた。次の始球式がいつになるかは残念ながら未定だが、今後の展開にもぜひ期待したいところだ。

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イベントの終盤、雨宿りをテーマにしたドラマパートで会場全体が和やかな雰囲気に包まれると、次に行われたのはライブコーナー「ウタノススメ」だ。まずは鳴海杏子さんが登場すると、『ヤマノススメセカンドシーズン』のエンディングテーマ「Cocoiro Rainbow」を熱唱。次いで小倉さんが登場すると、「Thinking Smile」をかわいらしく歌い上げる。最後はキャスト陣が総登場すると「夏色プレゼント」を歌い、会場と一体になった。

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約2時間に渡る内容の濃いイベントも閉幕の時を迎えると、キャスト陣は1人ずつ改めて挨拶。思い思いに『ヤマノススメ』への愛情を語ると、ここでスクリーンには「サードシーズン やる気まんまん!」の文字が映し出され、観客はもちろん、キャスト陣も喜んでいる様子。会場では「やる気!」「まんまん!」のコールアンドレスポンスが巻き起こるなど、最後の最後まで大いに盛り上がっていた。

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公式サイト

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