『神撃のバハムート VIRGIN SOUL』吉野裕行、井上剛、梅原裕一郎がサンシャインシティ噴水広場に登場。AGFでステージイベントを開催

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2017年4月から9月まで放送され、圧倒的なクオリティーと感動の物語が話題になったテレビアニメ『神撃のバハムート VIRGIN SOUL』。
このアニメでメインキャストを担当した吉野裕行さん(ファバロ・レオーネ役)と井上剛さん(カイザル・リドファルド役)、梅原裕一郎さん(シャリオス17世役)の3人が、アニメイトガールズフェスティバル(AGF)にてステージイベント「『神撃のバハムート VIRGIN SOUL』~Shall We Dance??~ in AGF2017」を行った。場所は池袋サンシャインシティ噴水広場。ステージ前方に用意された優先観覧エリアは入場整理券が必要だったが、後方の立ち見エリアや地下1階から地上3階まで吹き抜けているスペースは誰でも無料で観覧できるため、イベント開始直前には溢れんばかりのファンが詰めかけていた。

定刻通りイベントが始まると、ファバロ(吉野さん)とカイザル(井上さん)、シャリオス17世(梅原さん)の影ナレが聞こえてきた。内容は堅苦しい挨拶を行うカイザルを、ファバロがいつものように軽くあしらう。そこにシャリオス17世が参加して、ステージイベントへの意気込みをカイザルに語らせる…といった内容だった。アニメで見た雰囲気とまったく同じやりとりをする3人の演技に、場内は早くも興奮気味。そして場内が温まったところで、吉野さんと井上さん、梅原さんがステージに姿を現した。

3人は4フロアー分の吹き抜けにビッシリ集まったファンに手を振りながら挨拶し、「すごい人ですね!」と驚いた様子。そしてイベントの司会を担当する井上さんは、「今日はAGFのイベントと言うことで、“恋”がテーマです」とトークイベントをスタートさせた。

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左から井上剛さん、梅原裕一郎さん、吉野裕行さん

どこかおかしい『神撃のバハムート VIRGIN SOUL』の紹介映像に爆笑

コーナーを始める前に、まずは『神撃のバハムート VIRGIN SOUL』についておさらい。井上さんの合図で、スクリーンにニーナとシャリオスの恋のシーンを中心にしたVTRが映し出された。映像は約4分と短かったが、名シーンが美しい音楽とともに編集された感動的な内容。先ほどまで黄色い歓声が飛び交っていた会場のファンも、静まり返って映像に見入っていた。

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映像が終わり3人が再び登壇すると、井上さんは「編集に悪意を感じています……(笑)」と感想を述べた。そう、井上さん演じるカイザルは、ニーナとシャリオスの恋のシーンにはほとんど登場していなかった為、残念ながらこの映像には登場できなかったのだ。場内が笑いに包まれるなか、井上さんが「カイザルも頑張っていたシーンあります!」と映像がもう1本用意されていることを明かす。井上さんの合図で2本目の映像が映し出されたのだが、1本目の映像に比べて、明らかに完成度が低い。映像というよりはスライドショーに近く、静止画と解説文がものすごい勢いで映し出される内容だった。しかも20秒ほどで終わってしまったので、場内からは大爆笑がおこった。

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キャストの3人が恋愛相談にチャレンジ

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続いて行われた「ファバロ、カイザル、シャリオスのバハッと恋愛相談室」は、作中のキャラクターから寄せられた“恋”に関するお悩み相談に、3人がキャラクターを演じながら答える大喜利のようなコーナー。
一問目はリタさんの相談「女の子が喜びそうな言葉をかけてほしい」だった。3人の解答は、「そりゃぁ相手が悪ぃよ!」ファバロ(吉野さん)、「今夜、城に来い」シャリオス(梅原さん)、「今日はインスタ映えしそうだね」カイザル(井上さん)。吉野さんと梅原さんの答えは作中にも出てきそうなセリフだったのでファンから共感を得ていたようだったが、「みんなインスタ好きでしょ!!!」という井上さんの回答に会場のファンは疑問符を浮かべつつも穏やかな笑みをむけていた。

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続いてバッカスさんとアザゼルさんからの相談にも3人は答えたが、どちらも同じような雰囲気。その結果、少しだけ共感には欠けてしまった井上さんは罰ゲームを受けることとなってしまった。

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罰ゲームの内容は、『バハソウル』のイベントでは恒例となっている「場面写でひとこと」だ。これは場面写真に合わせておもしろいセリフを入れるというもの。井上さんは2枚の場面写真にカイザルの声でユニークなセリフをあててみせ、会場の笑いを誘っていた。

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回答「馬鹿な……、私が最下位だと……! ウチで考えた時、メチャメチャひとりで笑ったのに」(井上さん)

出演者の3人が作品に関わった想い出を語る

楽しかったイベントはいよいよ終盤。最後に告知コーナーを行い、すべてのコーナーを終えた3人は、作品に関わった感想と、今日のイベントに集まった大勢のファンに感謝の言葉をおくり、約30分のイベントは幕を閉じた。

梅原裕一郎さん
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「シャリオス17世という、自分では経験できない“王様”を演じることで、初めは緊張していました。でもニーナとの恋が始まってからは、どんな人間も変わらないんだなと思い、やりやすくなりました。」

吉野裕行さん
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「『VIRGIN SOUL』では途中からの参加でした。師匠としてニーナを見守る役どころでした。多くの魅力的なキャラクターを、これだけのクオリティーで描いた作品はなかなかありません。毎回、ありがたく思っていました」

井上剛さん
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「この作品では編集や音楽収録も見学させていただいたのでスタッフさんの努力を身近に感じられました。僕らは声の収録しかしませんけど、その後のスタッフさんの苦労は計り知れなかったです。そして2クールの作品を見続けてくださったファンのみなさまにも感謝しています。本当にありがとうございました。まだ決まっていませんが、もしかしたら今後、なにか展開できるといいなと思っています」
公式サイト

(C) Cygames/MAPPA/神撃のバハムート VIRGIN SOUL