劇場版『Dance with Devils-Fortuna-』四皇學園広報部“中間報告会”オフィシャルレポートが到着

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9月30日(土)に新宿ロフトプラスワンにて「Dance with Devils “四皇學園広報部”中間報告会」と題したスタッフトークイベントが開催された。イベントには監督:吉村愛氏、シリーズ構成・脚本:金春智子氏、キャラクター原案:前田浩孝氏(Rejet)、アニメーションプロデューサー:齋藤弥生氏(ブレインズ・ベース)が登壇し、11月4日(土)に公開を控えている劇場版「Dance with Devils-Fortuna-」の最新の制作状況が報告され、イベント内で劇場予告映像と参加型上映イベント「アクマと詠う上映会」の開催が決定したことが発表された。

MCより呼び込まれ登壇したスタッフ陣から一言ずつ挨拶が述べられ、吉村監督から「皆さん一緒にこの曲を歌いましょう!」との掛け声で劇中歌「夜は明けない」が会場内に流れだし、広報部会員(観客)との大合唱が始まり会場が一体感に包まれた。大合唱が終わると吉村監督の発声で全員での乾杯とともにトークショーがスタートした。

最初のトークコーナーでは広報部イベント初参加となるキャラクター原案担当の前田氏より劇場版で登場する新キャラクター・マリウスについて「中世の道化師のイメージなのですが、そうすると衣装が全身タイツになってしまうので(笑)カッコ悪くならないようマントや衣装の模様などのパーツを工夫した」ことが語られると、金春氏はマリウスはストーリーテラーとして普通の話し方だと面白みに欠けるので、吟遊詩人のように、枕言葉をいれたり、韻を踏んだりと古風な話し方をするように工夫してみました。」と話した。

齋藤氏からは「既にアフレコは終了し、明日ダビング、来週ビデオ編集を行う予定」と、公開に向けて順調な制作状況の報告があった後、吉村監督からこれから作業となる「ダビング(セリフのタイミングの調整、絵に合わせて効果的に音楽つけて演出をつける作業)」、「ビデオ編集(V編)(映像内容の最終確認をし、納品用のテープに落とす作業。クレジット編集なども行う)」について詳細な説明が。
本編の完成までもう間もなくということが分かると、サプライズで本日初公開となる劇場予告映像が披露されました。映像が流れると会場の広報部の皆さんから大きな喜びの声と拍手がわき起こった。

劇場予告映像で初公開となった立華リンド(CV.羽多野渉)の新曲「全部お前の為だ!」のミュージカルシーンでは猫が夜な夜な集まっているバーをイメージし、登場してくる猫の中には吉村監督や金春氏、リンド役羽多野氏の愛猫も登場していることが語られた。

さらに吉村監督は劇場予告にもあった「最後の出演者(アンサンブル)はあなた」というテロップに触れ「これまで色々なインタビューでもお話させていただきましたが劇場版を作ることが出来たのも応援してくださった皆さんのおかげなので、劇場版では皆さんと一緒に楽しめる仕掛けを沢山盛り込んでいます。ですので皆さんもアンサンブル(ミュージカルで舞台を支える大切な存在で、主演キャスト以外の出演者のこと)として出演していただければと思います。」と語る。
そして、参加型上映イベント「アクマと詠う上映会」の開催も発表されると、会場は大いに盛り上がりを見せた。

楽しいトークであっという間に終演の時間に。最後は出演者からのメッセージでステージは締めくくられた。

齋藤氏:劇場版を楽しみにしていただければと思います。ありがとうございました。

前田氏:自分の作品がここまで楽しかったのは初めてです。皆さんの反応をみていてもすごく愛されていることが分かり、この作品に関わることが出来て本当によかったです。

金春氏:ダンデビはスタッフともファンの方々とも距離が近く、これからもダンデビの世界にずっと
関わっていたいです。公開に向けてさらに盛り上げていけたら嬉しいです。

吉村監督:劇場版「Dance with Devils-Fortuna-」ぜひよろしくお願い致します。本日はありがとうございました。今日もすごく楽しかったです。私も皆さんと一緒に楽しみたいと思います。

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公式サイト

(C)グリモワール編纂室/Dance with Devils F 製作委員会