『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』あしゅら男爵を演じるのは宮迫博之。吉川晃司の主題歌も聞ける最新予告編が公開

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2018年1月13日(土)より全国公開予定の『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』について、ゲスト声優として、宮迫博之(雨上がり決死隊)とおかずクラブ(オカリナ、ゆいP)2人の参加が決定した。
「マジンガーZ」の中でも、ファン人気の高い敵キャラクターで、縦半身ずつの男女が合体した“あしゅら男爵”の男性側を宮迫博之さんが務め、女性側は女優であり声優としても活躍する朴ロ美さんが務める。2人で1役を演じる難しい役どころを、息の合った迫力の演技を見せている。

宮迫さんは、『Mr.インクレディブル』でヒーローを憎悪する“シンドローム”役、『映画クレヨンしんちゃん襲来!! 宇宙人シリリ』(2017)で、地球の人類を脅かす巨大な陰謀を計画する傲慢な、シリリの父役など、悪役も多く経験している。

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一方、おかずクラブの2人は、本作に出てくる新キャラクターで4人組の戦う統合軍所属アイドル・マジンガールズ、ピンクをゆいPさんが、ブルーをオカリナさんが務める。2人は、『キング・オブ・エジプト』(2016/アメリカ映画・吹き替え)で、大蛇を操る戦闘の女神役や、オカリナが『ONE PIECE FILM GOLD』(2016)のカメを演じるなど声優経験がある。

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また最新の予告編では、無限の可能性を秘める第三の魔神“インフィニティ”の重圧感たっぷりな姿に続き、主人公・兜甲児(CV:森久保祥太郎)の「マジーンゴー!」の掛け声と共にマジンガーZが出撃。本作のために新録した、水木一郎さんによるお馴染みのテーマ曲「マジンガーZ」に併せて、冒頭からテンションMAXの映像が繰り広げられる。

謎の復活を遂げたDr.ヘル(CV:石塚運昇)、ブロッケン伯爵(CV:藤原啓治)、あしゅら男爵(CV:宮迫博之&朴ロ美)に率いられ、次々と襲いかかる機械獣軍団を圧倒的なパワーで一掃するマジンガーZ。
かつて甲児と共に世界を救ったもう一人の英雄・剣鉄也(CV:関俊彦)がパイロットを務めるグレートマジンガー。戦う統合軍所属アイドル・マジンガールズ(CV:オカリナ、ゆいP、田所あずさ、伊藤美来)専用ロボット・ビューナスA軍団。甲児の実弟・兜シロー(CV:花江夏樹)が操縦する量産型戦闘マシン・イチナナ式らが参戦する様子も映し出される。

次のシーンでは、今回の予告編で楽曲初公開となる、吉川晃司さん書き下ろしエンディングテーマ「The Last Letter」が極上のバラードで感動を一層盛り立てる中、無数の機械獣、Dr.ヘルが乗り込む悪のロボット・地獄大元帥に苦戦を強いられボロボロになったマジンガーZの衝撃的な姿が描かれる。

あしゅら男爵(男性)役 宮迫博之 コメント

「今までも声のお仕事はやらせていただいておりますが、(誰かと)一緒に声を合わせる、という作業が初めてで、非常に楽しくもあり、難しくもありました。(一緒にやった朴路美さんに)引っ張っていただきました。声をそろえる長台詞は『よくあったな』と思います。(「マジンガーZ」は)兄の世代ですが、私は再放送を見ていました。マジンガー・シリーズはほぼ全部見ています。超合金をおばあゃんに買ってもらうために、おもちゃ屋で2時間「買うてくれ」と寝ころんだことがあります。グレンダイザーは買ってくれなかったです。ちょっと高かったので。でも、グレートマジンガーは買ってもらいました。マジンガーZは、従妹が持ってたので、借りて遊んでました。僕の声質がそうなんですが、だいたい悪役しか来ないんです。あしゅら男爵は、もちろん知ってました。悪役ですけど、大好きなキャラクターなので、その男役をやらせてもらうなんて、嬉しかったです。

マジンガールズ・ピンク役 ゆいP(おかずクラブ)

難しかったです。私たち、声優のお仕事を何度かやらせていただいて、ハリウッド映画(「キング・オブ・エジプト」)の吹き替えや、「レゴ・バットマン」では3Dアニメーションでの吹き替えをやりましたが、こうしたアニメの声優をやらせていただいたのは、初めてでした。新鮮でした。
本当に(見た目が)すごいキャラクターで、ロングヘアで、ハイレグで、普段私たちでは出せないような感じで。でも、等身大でできました(笑)。妖怪とか化け物系のオファーが来たことがなくて、今までセクシー系のオファーで(笑)。みなさん、そういう風に(私たちを)見てらっしゃるのかな、と思ってます。ただ、お客さんには、誰かわからない状態で見てもらうのが嬉しいです。テロップが出た時に、「えっ!おかずクラブだったの」というのがいいです。
痩せたら、あのキャラクターに似るんじゃないかな。あの衣装も着てみたいですね。

マジンガールズ・ブルー役 オカリナ(おかずクラブ)

(一緒に声を)合わせるからか、難しかったです。今までも、2人で、合わせるのは得意だったはずなのですが、今回は難しかったです。今回の役は『私たちらしい役だな』と思っています。セクシーで、露出が激しめの女性(役)が多いですね。私たちと気づかないで、見て欲しいですね。「マジンガーZ」は、タイトルと水木一郎さんの歌のイメージは知ってました。親は喜ぶかも。マジンガーZは男の人の憧れのアニメに、まさか自分の娘が、あのミサイルを放つとは、と思ってくれると思います。声の配役が来たってことは、どうにかしたら、あの役になれると思っています。

プロデューサーより、起用理由

■宮迫博之
宮迫さんは、吹き替えや声優など数多くご担当されていらっしゃるので、演技力・表現力に加え、声質にいい迫力があることは、すでに存じ上げていました。今回の”あしゅら男爵”は、悪役の中でも、男性と女性が1対になっていて、非常に印象に残るキャラクターです。この男性パートは、憎々しく演じるだけでなく、マジンガーZと戦うために非常に力強い表現力が必要ですし、今回は女性パートの朴?美さんと同時収録という、非常に難易度も高い役ですので、すでに声優経験がある宮迫さんの声質・演技力がぴったりだと思っておりました。
また、宮迫さんは、現在47歳でいらっしゃり、「マジンガーZ」を好きな世代と近い世代の方なので、ファンの代表になっていただけるのではないか、と思いオファーをいたしましたところ、快諾していただきました。

■おかずクラブ
今回の役は、マジンガールズという女性4人組のアイドルで、クライマックスでは、彼女たちもロボットに乗り戦います。
永井豪先生のキャラクターらしいセクシーでありながらも魅力的な武器を持つ、ある種の”秘密兵器”的なキャラクターです。このキャラクターの魅力とユーモアは、”おかずクラブ”さんのもつ、グラマラスな体型と”女性らしさ”をネタにしているユーモアに通じると思い、オファーをいたしました。まだ30代前半の彼女たちには、「マジンガーZ」を知らない女性の代表になっていただけるのではないかと期待しております。

公式サイト

(C)永井豪/ダイナミック企画・MZ製作委員会